• 【極意1】ツールも洗剤も適材適所で使い分ける 汚れといっても、ただ付着しているだけの状態から、削らないと落ちない頑固な状態までさまざま。まずは、溜め込んだ“汚れ借金”の返済から始めて。 「キッチンや水回りのこげつき・水あかなどの“汚れ借金”は返済に時間がかかるので、水あか汚れ→酸性洗剤、油・皮脂汚れ→アルカリ性洗剤、カビなどの生物汚れ→塩素系&酸素系漂白剤で落としましょう。クレンザーは研磨剤なので、こびりついた汚れを落とす最終手段。汚れ借金を返済した後は、使ったついでに掃除すると汚れも溜まりにくく、中性洗剤である程度は済ませられますよ」(七尾さん) 「気づいた時にストレスなく掃除ができるよう、場所ごとに必要な道具を用意しておくのがポイント。道具が多すぎても部屋が散らかるだけなので、必要最小限のものを準備しましょう」(トモカジスタイル) 【極意2】曜日ごとにポイントを決める 全部きれいにしなくちゃ……と思ってない? じつはそれ、掃除を憂鬱に感じる理由のひとつ。 「やろうと思えばあらゆる場所が対象になる掃除は、ほかの家事に比べてエンドレスになりがち。食器洗いのついでにシンクを磨くなど、“ここまでやればOK”、“ここだけはやる”というポイントを決めておくと、気持ちのハードルも下がります」(七尾さん) 「一気にやるのではなく、“一週間を使って家をきれいにする”というイメージが大切。自分との約束がいちばん守りやすいので、曜日別に掃除する場所を自分で決めましょう。とはいえ、やる気が起きない時は、一日ぐらい休むことも継続のコツです」(トモカジスタイル) 【極意3】“奥から手前”、“上から下”が基本の流れ 部屋のいちばん奥の端から玄関に向かって、奥から手前へと汚れを掃き出していくイメージで掃除すると効率的。棚や照明を掃除する時は、上から下へホコリを落としてから床掃除を。 「玄関に向かっていくことで、部屋から汚れを追い出しているような気持ちになって心もスッキリします。また、汚れのひどい場所から掃除すると、雑巾やシートをひんぱんに洗ったり交換したりすることになるので、まずは汚れの軽い場所から済ませていきましょう。そして、動線と同じくらい大事なのが、汚れを目で見て掃除をすること。汚れを見ないまま手だけ動かしがちなので、汚れていた場所や落ちたかどうかチェックするのを忘れないでくださいね」(トモカジスタイル) 【極意4】“次”の下ごしらえをしておく じつは、掃除を終えた後のちょっとしたひと手間が、次回の掃除をスムーズに始めるカギなのだそう。 「掃除は気持ちのスイッチを入れるまでが大変なので、思いついた時に準備が整っていないと、それだけでやる気が消えてしまうもの。そこで、掃除機のゴミを捨てておく、フローリングワイパーのシートを付け替えておくなど、掃除の最後に次回のための下ごしらえをしておくとスムーズです。使い古したタオルやTシャツを適当な大きさに切って雑巾としてストックしておくと、使用後に捨てるだけなので時短にもなりますよ」(トモカジスタイル) 「ゴミ袋はゴミ箱やペールに3〜4枚重ねてかけておくと、毎回替えなくて済むので気がラクです。また、大きなかたまりのメラミンスポンジや排水溝フィルターは、使用サイズにカットして可愛い容器などに入れておけば、出しっ放しでもOKだし、すぐに使えて便利♪」(七尾さん) 【極意5】床は掃除ロボットにまかせてみる サイズや機能、価格帯も幅広いバリエーションが揃う掃除ロボット。七尾さんも愛用者なのだとか。 「私も平日の床掃除はルンバにまかせていますが、夜のうちに床に置いたものなどを片づけておくと、翌朝すぐに動かせるのでスムーズです。掃除ロボットを使うほど広くないスペースであれば、コードレスのスタンド式掃除機や粘着クリーナーを活用してみてください」(七尾さん) 「掃除ロボットを使うメリットは、時短になることと、床に物を置かない習慣ができることです。特に、ガラス製品や花瓶など、掃除ロボットがぶつかると壊れてしまう物は床に置かないこと。外出時に起動させる際は、誰もいない状態で使っても問題がないか事前にしっかり確認してから使いましょう」(トモカジスタイル)
  • 使い終わったらトイレに流すだけの使い切りタイプだからいつでも清潔。濃縮洗剤つきだから洗剤いらずで収納もコンパクト。¥698(価格は編集部調べ)/ジョンソン

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  • バスルームの鏡やシンク周りの水切りに便利なミニサイズ。吸盤式ホルダーがついているので、浴室などの壁面に収納できる。¥1000/OXO(オクソ―)

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  • 抗菌加工されたソフトなアミ目繊維は、水をかけてこするだけで石鹸カスやヌメリをスッキリ落とす。シリコンコーキング部分を傷つける心配もなし。(オープン価格)/山崎産業
  • スプレーするだけで、泡がガンコな汚れに浸透し自動分解。汚れを浮かせて落とす。2種類の泡が選べるから、細かい部分の汚れにも。微香タイプ 300ml(オープン価格)/P&G

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  • ホコリをマグネットのように吸着するといわれる、天然羊毛100%のダスター。日常のお手入れは、くるくると回してホコリを落とすだけ。¥1200/It’s so easy

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  • キッチンの油汚れや床、壁の落書きなど、家中の掃除に大活躍の弱酸性クリーナースプレー。植物由来成分配合で手肌にやさしく、ペットにも安心。500ml¥680/エコストアジャパン

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  • 二度拭きいらずの多目的洗剤。キッチンや床、窓、洗車など、さまざまな場所に使える濃縮タイプ。オレンジ&レモングラスのさわやかな香り。¥800/おもちゃ箱

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  • ゴミパック不要のカプセル式コードレスクリーナー。クラス最上位の吸引力で、最長57分間の連続運転が可能。業界最軽量級の最大1.3kg。販路限定カラーを含め全6色(写真はライトグリーン)。¥18000/±0

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  • 吸引力が5倍にアップし、髪の毛などが絡まりにくいゴム製ブラシを採用。ダスト容器は水洗い可能でお手入れも簡単。アプリを通じてどこからでも操作可能。¥49800/アイロボット

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