メンバーのこだわり満載のステージ、その魅力とは⁉

1月4日(木)、横浜アリーナで行われたTravis Japanのツアー「Travis Japan Concert Tour 2024 Road to Authenticity」初日、昼公演の詳細レポートをお届け。見どころしかないライブ構成に、7人のパワフルなダンスパフォーマンス! 1秒たりとも目が離せないステージの魅力をお伝えします。
※この記事内には一部、演出についての言及や曲名が登場します

「Travis Japan Concert Tour 2024 Road to Authenticity」1月4日昼公演

序盤からラストまでダンスで魅せるステージング!

(左から)川島如恵留、中村海人、七五三掛龍也、吉澤閑也、松倉海斗、松田元太、宮近海斗

メンバー同士、踊りながら楽しんでいる姿が印象的! Travis Japan(左から)川島如恵留、中村海人、七五三掛龍也、吉澤閑也、松倉海斗、松田元太、宮近海斗

定刻になりメインステージが暗転すると、そこに現れたのは地上6m50cmの高さがある巨大なゴンドラ。
スモークがたかれスポットライトが当たると、ゴンドラに並ぶTravis Japanの姿が浮かび上がる。カラフルな衣装に身を包み、サングラスをかけた7人全員が登場すると会場から大きな歓声が!
オープニングはダンスナンバーの『DRIVIN’ ME CRAZY』。「横アリ~!! 騒げ~!」とファンに呼びかけるメンバーの声に、会場のボルテージはいっきに上昇。松田元太さんがサングラスを外す瞬間がメインヴィジョンに抜かれると、「きゃ~!」と悲鳴にも似た歓声があがり熱気はさらに加速。デビュー曲『JUST DANCE』では、いっそう磨きのかかったパフォーマンスや美しい映像を見ながら、Travis Japanのデビューを心待ちにしていた当時を思い出すファンも多そうです。

計算しつくされた照明やスモークの演出も見どころ。彼らのダンスを最高に盛り上げる。(左から)松倉海斗、中村海人、川島如恵留、宮近海斗、松田元太、吉澤閑也、七五三掛龍也

計算しつくされた照明やスモークの演出も見どころ。彼らのダンスを最高に盛り上げる。(左から)松倉海斗、中村海人、川島如恵留、宮近海斗、松田元太、吉澤閑也、七五三掛龍也

1stアルバム「Road to A」を携えてのライブとあって、ファンへの思いの熱さを随所に感じる構成に。
セカンドブロックでは、昨年のツアーにも登場したトラッコ(虎の形をしたトロッコ)がバージョンアップしてお披露目され、メンバーを乗せてアリーナ席を駆け巡ります。ファンに向けるメンバーの嬉しそうな表情が印象的! 
ブロードウェイを彷彿させるきらめくステージと衣装で、ステッキパフォーマンス&タップダンスを織り交ぜながら『夢のHollywood』も披露。その姿には、数々のイベントで実力をつけてきたTravis Japanの自信と覚悟がみなぎって。
今回のライブ演出はメンバーの川島如恵留さんが務め、ステージ上にメンバーがいない瞬間を作らないよう、綿密に計算されているのが大きな魅力です。また、各楽曲の作者や振付師の名前を表示するなど、作り手へのリスペクトが込められているきめ細やかな演出も見逃さないで。

MCタイムには、CDデビューをファンへ報告し感謝

Travis Japanから、今年の文字「周」が発表され、七五三掛龍也さんからは報告が。

メンバーの松田元太さんが代表して書いたTravis Japanの今年の漢字「周」を囲んで、Travis Japanポーズ。(左から)吉澤閑也、宮近海斗、七五三掛龍也、松田元太、松倉海斗、中村海人、川島如恵留

メンバーの松田元太さんが代表して書いたTravis Japanの今年の漢字「周」を囲んで、Travis Japanポーズ。(左から)吉澤閑也、宮近海斗、七五三掛龍也、松田元太、松倉海斗、中村海人、川島如恵留

七五三掛龍也僕たち、CDデビューしました! ファンのみなさんと僕たちで誓った夢だったので、これを叶えられたのは、ファンのみんなが一生懸命応援してきてくれたから、本当に皆さんに感謝だなと思います

ファンへの感謝のコメントには優しさが溢れて。
また、ステージ上で行われた公開記者会見では、初日を迎えた心境や、メンバーが個人の抱負を語る場面も♪

レポーター「初回を迎えての心境は?」

吉澤閑也めっちゃなんかさ、出た瞬間にさ、鳥肌が立った。かっこいいし。毎回更新するんだよね。鳥肌ポイントが

このコメントについて、宮近海斗さんがすかさずアシスト。

宮近海斗毎回、毎回ライブをやるたびに鳥肌が立つ瞬間が変わっていくというか、塗り替えられるみたいなこと?

吉澤閑也その通りです(笑)

川島如恵留海外生活が長いから自分たちで通訳するようになってるね(笑)

トークの連携プレーも見事です。
総合演出を務めた川島如恵留さんへ、レポーターが演出のこだわりポイントを尋ねると。

川島如恵留「Travis Japanは、本当に長い間、ファンのみなさんに愛してもらってここまで成長できているんだということを、コンサートという場でお返ししていきたいという想いが強くて。先輩方やいろんなアーティストのみなさんが演出されてきたステージを、自分たちの色で超えていきたいと思っています。登場は去年は車で、今年はゴンドラで登場して更新しています」

宮近海斗「2年連続で空中からだね。去年はうさぎ年だから車でジャンプしてね。今年は辰年なので登り龍のように”ゴンドラゴン”で

上手いフレーズに自ら満足気な宮近さん。「いいね! うまい!」とメンバーからも称賛されていました。

(左から)松田元太、中村海人、松倉海斗、川島如恵留

(左から)松田元太、中村海人、松倉海斗、川島如恵留

レポーターから2024年の個人の抱負を聞かれると、それぞれ個性全開のコメントで会場を盛り上げました。

宮近海斗今年は本当に楽しみな年だったんです。仕事始めがコンサートってなかなか経験できることじゃないので、そのありがたみを胸にライブを(して)まわりたいです。仕事始めも仕事終わりもコンサートにできるようにがんばります

吉澤閑也振り付けをいっぱいしたい。Travis Japanもそうだけど、ジュニアの振り付けもできたらいいなと思います

七五三掛龍也今年は辰年で、僕の名前も龍也なので、自分のやりたいこと、グループのやりたいことが叶う年になったらいいなと思います。自分は、日本のアンバサダーをやりたいです

松田元太去年はいろんな経験をさせてもらったので、今年もいろんな経験をさせてもらいたいなと思っています。視野を広く持って、楽しくファンのみんなとやっていきたいです

中村海人健康に過ごせればいいなと思います。体が“基本”だからね

松倉海斗グループとしてファンのみなさんと会える機会をたくさん増やしたいのが一番ですけど、個人の目標は個展をやってみたいです。写真とか、去年アクリルアートもはじめたので、みんなに見てもらえる機会を作りたいです

川島如恵留今回のコンサートの演出をさせてもらって、7人で作っていくことが本当に楽しかったので、いろんなコンサートをやりたいです。違うタイトルでもみんなで演出をしてやりたいというのがグループの目標です。個人としては今年も資格を頑張って取ります。去年は、国内旅行業務取扱管理者を取ったので、今年は総合旅行業務取扱管理者を。合格すればワールドツアーで、Travis Japanのチケット、ホテル、航空券をセットにした安全なパッケージをお届けできるんですよ。Travis Japanの強みのひとつになれるようがんばりたい

(左から)宮近海斗、吉澤閑也、七五三掛龍也

(左から)宮近海斗、吉澤閑也、七五三掛龍也

初のユニット曲披露も絶対見逃せない!

ユニット曲では、松田元太さんはライブで初めてギターの弾き語りを披露。(左から)松倉海斗、松田元太

ユニット曲では、松田元太さんはライブで初めてギターの弾き語りを披露。(左から)松倉海斗、松田元太

グループ初となるユニット曲も披露されました。
松田元太さん&松倉海斗さんの“松松コンビ”が2人で作詞作曲を担当した『Bro :)』
リーダーの宮近海斗さんと最年長の川島如恵留さんが2人で作詞、振り付けは宮近海斗さんが担当した『Day Off』
中村海人さん、七五三掛龍也さん、吉澤閑也さんはクールなダンスナンバー『Paranoia』
このツアーの大きな見どころとなっています!

1stアルバム「Road to A」の英語詞版を2月12日に配信リリースすることも発表し、ファンから大きな拍手が贈られました。
「Travis Japan Concert Tour 2024 Road to Authenticity」で、グローバルに活躍するTravis Japanのエンターテインメントの神髄を堪能してください!

撮影/新谷真衣 文/木村真悠子