「HiHi Jets Arena Tour 2024 BINGO」の魅力に迫る!

5人組のアイドルグループ・HiHi Jetsの全国アリーナツアー「HiHi Jets Arena Tour 2024 BINGO」が神奈川のぴあアリーナMMからスタート。5人のエネルギー溢れるパフォーマンスに、魅了されっぱなしのライブ!この記事では3月24日(日)昼公演の様子をお届けします。
※この記事内には一部、演出についての言及や曲名が登場します

HiHi Jetsの5人

(左から)橋本涼、作間龍斗、髙橋優斗、猪狩蒼弥、井上瑞稀

メインステージにはHiHi Jetsと書かれた巨大なスロットマシーン。スロットのリールが回り出し文字が「BINGO」にそろった瞬間、スモークがたかれマシーンからHiHi Jetsが登場! 赤いタータンチェック柄のタキシードに身を包み登場した5人の姿に会場から大きな歓声が!

HiHi Jetsらしさが目一杯詰め込まれた本ライブは、メンバー全員で構成を担当したというだけあって、個々の魅力が随所に散りばめられています。

オープニングを飾ったのはステージ初披露となった『HiHi Let's go now』。ポップなナンバーに会場のH・A・F(ハフ)(=HiHi Jetsのファンネーム)もノリノリに♡

お決まりの「HiHi(ハイハイ)」「H・A・F(ハフ)」のコール&レスポンスでH・A・Fのボルテージもさらに上昇する中、自己紹介ソング『だあ~くねすどらごん』が披露されました。

曲中でのメンバーのセリフ

井上瑞稀「みずき、H・A・F、好き」

猪狩蒼弥「全員、愛してやるよ」

髙橋優斗「みんな、可愛いぞ~」

橋本涼「なあ~に♡」

作間龍斗「じゃ、付き合っちゃおうか」

にキュンとさせられたH・A・Fの歓声が会場内に響き渡ります。

パフォーマンスするHiHi Jets

MC直前のトレインで、今回は作間さんが先頭に!楽しそうなメンバーが印象的。(左から)作間龍斗、髙橋優斗、井上瑞稀、猪狩蒼弥、橋本涼

高難度なパフォーマンスと多彩な演出

『NEVER STOP -DREAMING-』では、メンバーの凄すぎるパフォーマンスが!センターステージの上にセットされた舞台装置がセンターステージへ降りてくると、ローラースケートを履いたままのメンバー5人が装置に繋がるロープを手で掴み、足をかけた状態で舞台装置と共に4階席の高さまで上昇! これだけで十分すごいのに、舞台装置が回りだし、ロープから片手を離してポーズも! 見ているH・A・Fの心を鷲掴みにして離しません。

本ライブでは、メンバー自身が作詞作曲した新曲も初披露されました。井上さん&猪狩さんユニット曲の『Lazy』は、猪狩さんが作詞作曲を担当。近未来をイメージさせる椅子に座った状態でパフォーマンスがはじまり、AIの世界を感じさせる曲調! HiHi Jetsの更なる魅力を見せつけてくれます。井上さん自身が作詞作曲をしたソロ曲『PUPPET』。井上さんの美声とともに、センターステージで披露されたロープを使ったパフォーマンスは圧巻です。バラの花びらが舞う透明のドームの中にセットされた白いピアノで弾き語りをする猪狩さんがなんとも美しいソロ曲『luvitch』。それぞれの世界観から、彼らの多彩さを感じちゃいます。

髙橋優斗さん&橋本涼さん&作間龍斗さんが披露した『Mrs. Flamingo』では、ショッキングピンクのフラミンゴの着ぐるみを着た3人が登場! その可愛い姿に会場の熱気はさらに加速~!

ステージに映るメインビジュアル

メインヴィジュアルに映し出された5人(左から)橋本涼、井上瑞稀、髙橋優斗、猪狩蒼弥、作間龍斗

息ぴったりの爆笑トークも!

MCではツアータイトルが「BINGO」になるまでのプロセスについて、トークが盛り上がりました。

猪狩蒼弥「ライブツアーを決めようっていう会議の時に、橋本ちゃんが出してくれたのがタイトル案が『SHAKE』で。前回のライブのネーミング『BOOOOOST』も橋本ちゃんが出してくれたから、今回も我々は橋ちゃん頼りでいて。でも、SHAKEっていいけど、そうなると『SHAKE』で始めるしかないじゃんってなって」

髙橋優斗「そう、それはちょっとSMAPさんすぎたよね(笑)」

猪狩蒼弥「そう!でも、そういう方向だよねってわかって。勢いがある単語で攻めたいよねって話になったの」


作間龍斗「そこから、箇条書きしていったよね」

猪狩蒼弥「そう、そしたら優斗が『Yeah!』でいいじゃん!って言い出して。さらに『Oh Yeah!』とかは?ってなって。それ、嵐さんじゃんってなって」

井上瑞稀「嵐さんだよ!」

会場から笑い声が起きます。

猪狩蒼弥「そこから作間が調べてくれて、『What’s』とか『Why』とか出てきた中で、英語圏の人が“その通り!”って言う時に『BINGO』って言うんだよねって話で!」

作間龍斗「そう!」

猪狩蒼弥「『BINGO』いいじゃんってなったんだよ。そしたら優斗が、やっぱり、漢字がかっこいい! みたいなことを言い出して。我々の初のアリーナライブのタイトルが五騎当千で、あれよかったよねみたいになってね」

髙橋優斗さんが気に入っていた四文字熟語が獅子奮迅(ししふんじん)と勇気凛々だったという話題になり、今回はことわざにしようという流れに。

猪狩蒼弥「ことわざで髙橋さんが出してくれたのが、時は金なり。Time is moneyなんて言うからいいねってなって。五騎当千は一騎当千をもじってるから、だったら今回ももじろうってなって。髙橋さんが出してくれたのは『Time is Yeah! Yeah!』」

髙橋さん本人も自分が出したアイディアを忘れていたようで、メンバーと一緒になって大笑い。他にも、野菜の名前がかっこいいという話題から、ブロッコリーも候補にあがっていたとか。仲の良いメンバーの様子にほっこりさせられたH・A・Fも多いはず。

ラストスパートもノンストップで走りまくります。ローラースケートで会場中をメンバーが疾走するパフォーマンスを見せた『HiHi Jets』。コール&レスポンスのボリュームもさらに大きく、会場が歓喜の渦に包まれていました。本公演ラストを飾ったのが、新曲で初披露となった『TODAY』。HiHi Let'sにとって30曲目となりハードなロックテイストでかっこいいメンバーの姿にH・A・Fも大喜び。ライブ開始からラストまでメイン、センター、バックステージ、外周アリーナをぐるぐると駆け回り、ファンサを送り続けるメンバーたち。H・A・Fを飽きさせないメンバーの熱量が伝わるライブでした。

撮影/齊藤晴香 文/木村真悠子