寒さが苦手なKing & Princeのあったかインタビュー特集

メンバーは全員「寒いのが苦手」。King & Princeは実は冬があまり得意ではないらしい。なのに5人集まると、寒さを感じさせないほど、あったかい時間が流れ始める。彼らを温め幸せにしてくれるもの、みんなに届けたい温かい思い、温かい優しさについて。

King & Princeプロフィール

国民的アイドルグループ。グループ活動に加えて、それぞれがドラマ、舞台、映画、バラエティ番組など多方面で活躍。メンバーがさまざまなことに体当たりで挑戦する冠番組『King & Princeる。』(日本テレビ系・土曜13:30〜)も放送中
[目次]
  1. 【King & Princeインタビュー】岸優太
    1. 岸 優太インタビュー
    2. 岸 優太が思うKing & Princeのあったかいところ
  2. 【King & Princeインタビュー】平野紫耀
    1. 平野紫耀インタビュー
    2. 平野紫耀が思うKing & Princeのあったかいところ
  3. 【King & Princeインタビュー】永瀬廉
    1. 永瀬廉インタビュー
    2. 永瀬廉が思うKing & Princeのあったかいところ
  4. 【King & Princeインタビュー】神宮寺勇太
    1. 神宮寺勇太インタビュー
    2. 神宮寺勇太が思うKing & Princeのあったかいところ
  5. 【King & Princeインタビュー】髙橋海人
    1. 髙橋海人インタビュー
    2. 髙橋海人が思うKing & Princeのあったかいところ
  6. King & Princeとあったまるハナシ
King & Prince

【King & Princeインタビュー】岸優太

岸 優太さんプロフィール

1995年9月29日生まれ、埼玉県出身。1月スタートのドラマ『すきすきワンワン!』(日本テレビ系・月曜深夜0:59〜)では連続ドラマ単独初主演に挑戦

メンバーが笑えば僕も笑うし、僕が笑えばメンバーも笑ってくれる。笑顔はいつもあったかい

冬って寒いんだけど暑くなる瞬間、ないですか? たとえば、寒いから暖房を入れたら暑くなっちゃったり、厚着して出かけたら汗かいちゃったり。僕はそれが苦手で。冬もパジャマは半袖半ズボン、布はできるだけ少なめで生活しています。

ただ、そんな僕ですが外に出ればやっぱり寒さに震えるわけでして。そこで、欲しくなるのが“湯気が立つもの”なんですよ。実家の近くには神社があって、初詣の時にいただくあったかい甘酒がすごくおいしくて。ただ、一度も飲みきれたためしがないっていう。ちょっとで満足できちゃうんですよね(笑)。冬はあったかいものが2倍おいしく感じる季節。朝に飲むホットコーヒーも、コンビニのおでんも、僕を幸せな気分にしてくれるけど、いちばんあっためてくれるのはやっぱり岸家の鍋なんですよね。野菜やきのこをたっぷり入れて作るそれの味の決め手となるのがカキで。ほくほくのカキが本当においしいんです。

このあいだ、海人が「これ、アフリカで生きる動物たちの姿がライブ配信で観られるんだよ」って、とある動画チャンネルを教えてくれて。空き時間にみんなで観たんですよ。画面に映し出される動物もだけど、それを笑顔で観ているメンバーにもなんだか癒されて、気づいたら自分もニコニコしていました。誰かが笑えば僕も笑い、僕が笑えば誰かも笑う、笑顔にはそんなあったかい相乗効果があるような気がする。だから、僕は笑顔を届けることができる人でありたいと思います。それは応援してくださるファンのみなさんに対しても同じです。そのために大切にしているのが常に“まんま”の自分でいること。僕が着飾れば相手もかしこまってしまう。そうじゃなくて、ちゃんと楽しんでほしいし、本当の僕を好きになってもらいたいから。カッコつけずに、正直に、これからも向きあっていきたいよね。
King & Prince岸優太を幸せな気分にするもの「岸家のカキ鍋。ほくほくのカキが本当においしい」

岸 優太が思うKing & Princeのあったかいところ

TO 平野紫耀
紫耀は“あったかい”を越えた“熱い男”だと思います。ひとつの楽曲に対してもちゃんと誇りを持って向きあっているし。だからこそ、その熱量に僕たちも引っぱられる。グループの着火剤。
TO 髙橋海人
いつも相手を否定せずに肯定から入ろうとしてくれる。だからこそ、僕は彼と話したいと思うし、思いを打ち明けたいと思う。海人には人の思いを受け止めてくれるあったかさがあります。
TO 永瀬 廉
しっかり者だから頼れるんだけど、甘えるところはちゃんと甘える。廉は年下なんですけど兄貴感もあるし、年下ならではの弟感もある。どっちのあったかさも持っているんですよ。
TO 神宮寺勇太
感謝の気持ちを「ありがとう」とちゃんと言葉で伝えてくれる。誰に対しても素直に平等にあったかさを届けることができる人。誕生日にみんなであげたバッグもすごく喜んでくれましたからね。
岸優太が語るKing & Princeのあったかいところ「紫耀は“あったかい”を越えた“熱い男”。グループの着火剤」


【King & Princeインタビュー】平野紫耀

平野紫耀さんプロフィール

1997年1月29日生まれ、愛知県出身。圧倒的なセンスのダンススキルや歌声を持つ一方、チャーミングな発言とのギャップで多くのファンを魅了する

今の僕に足りないのはきっと、おばあちゃんが八丁みそを使って作るあったかいみそ汁

僕、冬の思い出ってほとんどないんですよ。その理由は「ずっと寝ていた」から。学校から帰ってすぐにこたつで爆睡。夕食で一回起きて、お風呂に入って、また爆睡。動物で言うところの冬眠状態だったので。何も覚えていないんです(笑)。

そんなわけで幼少期、冬の大半はこたつの中。実家で飼っていた猫のハナちゃんとネネちゃんと一緒に眠り続けた。その中に入ったら最後、翌朝まで記憶が飛んでしまうから、こたつはある意味とても危険(笑)。だからこそひとり暮らしの家には置かないようにしています。その代わり、寒いのが苦手な僕は羽毛ぶとんをはじめとする“あったかグッズ”をひと通り揃えていて。今、足りないものと言ったら……おばあちゃんが作ってくれるあったかいみそ汁くらいかな。名古屋の八丁みそを使っているからなのか、やっぱりほかの家庭のみそ汁とは違う気がして。あおさがたっぷり入ったおばあちゃんのみそ汁、飲みたいな。あ、あと最近はサウナも始めたんですよ。基本的に長風呂が苦手だからサウナにはまったく興味がなかったんですけど。やってみたら楽しくて。僕らのサウナ伝道師、岸君と一緒に通っています。そこでの彼は頼もしく指導してくれるのですが、隣で汗をかいている時はただのオジサン。オーラのかけらもないくらいリラックスしていることを、モア読者のみなさんにはお知らせしておきます(笑)。

周りの人の心をあっためる優しさってなんだろう。それを考えた時点で、なんだかもう違う気がする。頭で考える前に体が動く、それが本当の優しさだと僕は思っていて。応援してくださるファンのみなさんを大切に思っているから、コンサートでも僕は「ちゃんとみんなに届いているかな」と当たり前のように遠くの席を見上げる。大事なのは相手を大切に思うこと。そうすることで、自然とあったかさが自分の中に生まれるんじゃないかな。
King & Prince平野紫耀は寒いのが苦手「最近はサウナも始めた。岸君と一緒に通っています」

平野紫耀が思うKing & Princeのあったかいところ

TO 髙橋海人
メンバーを笑わせてくれたり、楽屋を盛り上げてくれたり。切羽詰まっている時でも、一回、海人と話すと忘れることができるんです。明るい空気に戻れるきっかけをいつも届けてくれる人。
TO 岸 優太
みんなの前では聞いてこないんだけど、ふたりになると「体調大丈夫?」なんて聞いてくる。5人でいる時とふたりでいる時の岸君はちょっと違って。いつもよりさらに優しくなるんです。
TO 永瀬 廉
廉は周りの声に耳を傾け任せたり委ねることができる人。それは自分よりも周りを尊重して受け入れているわけだから。簡単そうに見えるけど実はすごいことなんですよね。
TO 神宮寺勇太
ジンは相手のことを考えて優しく思いやれる人。たとえば、まず自分の意見を言う前に相手の意見を聞くんです。自分の意見や考えを押しつけたりせずに、さりげなく「どうなの?」って。
平野紫耀が語るKing & Princeのあったかいところ「ジンは相手のことを考えて優しく思いやれる。廉は周りの声に耳を傾け任せたり委ねることができる人」


【King & Princeインタビュー】永瀬廉

永瀬廉さんプロフィール

1999年1月23日生まれ、東京都出身。1月にスタートのドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系・火曜22:00〜)で、音楽家を目指す青年を演じる

応援してくださるみなさんの心をあっためるために、永瀬、とにかく頑張って生きています(笑)

最近、コートを買いました。カーキっぽい色味なんだけど、オーバーサイズですごく可愛いんですよ。そのコートはずっと欲しかったから、手に入れたことで幸せな気持ちになれたし、何に合わせようか考えるだけでワクワクするんです。

毎年、冬のみかんも僕をワクワクさせてくれる。そのオレンジ色を目にするたび「冬が来たんだな」という気持ちになるし、祖父母の家でこたつに入りながら食べたみかんを思い出すんですよね。最近の永瀬はなぜだか食に貪欲です。昨晩タコライスを食べた僕は、今もインタビューを受けながらひそかに「中華料理が食べたい」と考えています。食べたいものが多すぎて出前を取る時は迷いがちだし。こないだなんて、気づいたら“一日4食”食べちゃっていましたからね。おかげで2〜3kg、健康的に太りました(笑)。

ひとりで食事するのもいいけれど、やっぱり誰かと一緒に食べたいのが本音。僕から誘うのならば(西畑)大吾と正門(良規)か、お世話になっている先輩の大倉(忠義)君。それが僕にとってのあったかい人たちだから。寄り添って話を聞いてくれたり気持ちを理解してくれるから、たわいのない話をしているだけで心が晴れていくんです。僕も相手にとって居心地のよい存在でありたいから、もちろん心がけていることもあります。それは誰かが話している時はその人の邪魔をしないこと。“人の話を聞く”って当たり前だけどすごく大切なことなんですよね。僕にとっては応援してくださるみなさんもあったかい存在です、だからこそ、みなさんには笑っていてほしいなと心から願っている。そのために僕ができることと言ったら……頑張って生きることなのかな(笑)。やっぱり自分が健康じゃないと誰かを楽しませることはできないから。しっかり食べて、ちゃんと寝る、今の僕はいきいきと毎日を楽しめている気がします。
King & Prince永瀬廉が食事に誘うなら 「大吾と正門か、お世話になっている大倉君。僕にとってのあったかい人たちだから」

永瀬廉が思うKing & Princeのあったかいところ

TO 神宮寺勇太
ジンは冬になるとモコモコぎみになるイメージ。なんだろう、僕の中でニットをよく着ているイメージなんだよね。ちなみに、今日の私服も彼はちゃんとニットを着ていました(笑)。
TO 岸 優太
みなさんご存じのとおり、岸さんはとにかく面白いです。いい意味で行動も言葉もトリッキーで予想を軽々と超えるから。いつも何かしら笑わせてくれる。一緒にいるだけで笑顔になれる人です。
TO 髙橋海人
海人は本当に周りをよく見ています。一対一で話していたりすると、自分では気づかないようなことに気づいてサラリと教えてくれたりして。そこは素直にすごいと思うし尊敬しています。
TO 平野紫耀
紫耀といえばやっぱりダンス。パフォーマンスに対する熱量が“あったかい”を通り越してもはや“熱い”。最近でいうと熱いのは『ツキヨミ』。そばで見ていても迫力あるしカッコいいですね。
永瀬廉が語るKing & Princeのあったかいところ「岸さんはとにかく面白い、一緒にいるだけで笑顔になれる人。海人は本当に周りをよく見ている」


【King & Princeインタビュー】神宮寺勇太

神宮寺勇太さんプロフィール

1997年10月30日生まれ、千葉県出身。紳士的な振る舞いから“国民的彼氏”と称される。冷静な観察眼で、メンバーの陰のまとめ役を務めることも

SNSはリアルなファンレターだと思っているから、僕はたまにエゴサをするんです

冬のあったかい思い出といえば実家のこたつですよね。ただ、それは天国であり地獄でもあって。居眠りしている時間は最高に幸せだけど、起きた瞬間「もう夕方だよ!! またこたつで寝ちゃったよ!!」と気持ちが一気になえるの。なのに、また誘惑に負けちゃって、春が来るまで同じことを繰り返すっていうね(笑)。

幼い頃、お財布をあっためてくれるものといえばお年玉だった。でも、ここ数年はお年玉をあげる立場になってきて、僕にとって冬は財布が寒くなる時期に変わりました(笑)。もう二度と、お年玉を握りしめてゲームを買いにいくワクワク感を味わうことはないのかもしれない。そう考えると寂しくなることもあるけど、過去の楽しかったことは、過去でしか味わえないものだから、僕はあまり後ろを振り返らない。思い出にも執着しない。ただ、メンバーや友達といる時は思い出話でよく盛り上がります。7〜8年くらい前かな。岸君にマイクロビキニのきわどいパンツをプレゼントして、そのままはいてもらって記念写真を撮ったことがあるんだけど。「そういえば」って見返したら、メンバー全員のスマホにそれがちゃんと残っていて大爆笑(笑)。ひとりじゃなく仲間と盛り上がる、そういう思い出の振り返り方は楽しくていいですよね。

大切な仲間とあったかい時間を過ごすために、僕が意識しているのが「ゴキゲンでいること」。自分が落ち込んでいると周りも暗くなってしまう。逆に自分が明るくなれば周りも楽しくなるんじゃないかなって。それは応援してくださるみなさんに対しても同じ。僕ね、たまにSNSをエゴサするんです。すると、自分たちが楽しんでいる姿を見て「面白かった」、「元気が出た」なんてコメントしてくれている方がいたりして。そういうのって、ちゃんと画面に映るし届くんだよね。だから、僕はいつもゴキゲンでいたいと思うんです。
King & Prince神宮寺勇太がたまにエゴサをする理由「SNSはリアルなファンレターだと思っている」

神宮寺勇太が思うKing & Princeのあったかいところ

TO 岸 優太
岸君もたまにおごってくれるんですよ。自動販売機のジュースを。それも、何度かお願いしてやっと(笑)。廉とは大違いですが、貴重であるだけに、岸君におごってもらったジュースは美味です。
TO 平野紫耀
紫耀は一緒にいる人のことを気遣う優しさがある。ドライブに行ったりすると「寒くない?」って、タクシーの運転手さん並みに「車内の温度いかがですか?」って聞いてくれますからね(笑)。
TO 髙橋海人
海人の顔って温かみがあるんです。表情が豊かだし笑顔がすっごくあったかいというか。それを見ると心がぽっとあったかくなるんですよね。そばで笑ってるだけでうれしい湯たんぽみたいな人
TO 永瀬 廉
一緒に出前を取った時も「いいよ、オレが出すよ」と全員分の支払いをさりげなくすませてくれたり。廉は太っ腹で気前がいいんです。そういうところ、カッコいいし優しいなって思うよね。
神宮寺勇太が語るKing & Princeのあったかいところ「海人はそばで笑ってるだけでうれしい湯たんぽみたいな人」


【King & Princeインタビュー】髙橋海人

髙橋海人さんプロフィール

1999年4月3日生まれ、神奈川県出身。高い画力にも定評があり、漫画雑誌で連載の経験も。ドラマの主演を務めるなど俳優としても注目されている

あったかい関係を築くためにも、幸せに近づくためにも、必要なのは“周りを見渡すこと”

街中でおじいちゃんとおばあちゃんが手をつないで歩いているのを見るとあったかい気持ちになる。僕の祖父母も仲がよくて、毎晩、ふたりで晩酌をするんですけど。祖父の帰りを待ってうれしそうに隣に座る祖母の笑顔を見るたびに「素敵だな」って思うんです。いくつになってもふたりの関係を守り続けているんだなって。

おいしい鍋も好きだし、買ったばかりの羽毛ぶとんもお気に入り。冬の僕をあっためてくれるものはいろいろあるけれど、いちばんはやっぱり“人と人との関係”です。僕が大切な人たちとあったかい関係を築くために心がけているのは“ちゃんと周りを見渡すこと”。たとえば、つらそうな人や大変そうな人がいたら僕はさりげなく話しかける。言葉を交わすだけでも「ひとりじゃない」という気持ちになれると思うので。でも、そのためにはまずその人の様子に気づくことが必要で、それも周りを見渡さないとできないことですからね。

コーヒーショップで店員さんがカップにメッセージを書いてくれることがあります。それも見過ごしてしまえばただのコーヒーになるけれど、気づくことができたらちょっと幸せな気分になれる。ドラマの撮影現場でスタッフさんがコーヒーと一緒に用意してくださったドーナツ。それだって、コーヒーに何が合うか考えながらきっと選んでくれたわけで。そこに感謝をこめながら食べると2倍おいしく感じます。小さなことに気づけるか、気づかないかで、その人の幸福度は大きく変わる。幸せを拾い上げるのにもやっぱり、周りを見渡すことは大切なんですよね。だから、僕はコンサートでも客席をちゃんと見渡すようにしています。そこにいるみなさんの気持ちを少しでもくみ取れるように、この時間をお互いに幸せに過ごせるように。笑顔も泣き顔もうちわのメッセージも、ちゃんと見ながらステージに立っていたいと思うんです。
King & Prince髙橋海人があったかい気持ちになる、人と人との関係「コンサートでも客席をちゃんと見渡す。この時間をお互いに幸せに過ごせるように」

髙橋海人が思うKing & Princeのあったかいところ

TO 岸 優太
岸君はよくも悪くも“優しすぎる男”です。楽屋でも椅子が足りないことに気づくとすぐに立ち上がる。そして「オレはいいから座りなよって」ってメンバーにいつも席を譲ってくれるんです。
TO 平野紫耀
いつも明るい紫耀がいればどんな現場でもあったまるというか。エネルギーが強いから、みんなの熱も引き出してくれるんですよね。「もっとこうしてみようよ!」、「頑張ろうよ!」って。
TO 神宮寺勇太
僕、ジンの周りの人に対する接し方がすごく好きで。ジンがいつも楽しそうにしてくれるから自分も安心する。楽しく話せるし、いっぱい笑うことができるし、幸せな気持ちになれるんです。
TO 永瀬 廉
廉はめったに怒らない。たとえば、ふたりで会う約束をしていたのに急に仕事が入ってしまった。そういう時も怒らずに「大丈夫、また違う日にしよう」と笑ってくれる、懐が深くて広いんです。
King & Prince髙橋海人があったかい気持ちになる、人と人との関係「コンサートでも客席をちゃんと見渡す。この時間をお互いに幸せに過ごせるように」


King & Princeとあったまるハナシ

メンバーとファンとつむいできた、つむいでいる、つむいでいく優しい時間。

髙橋:おでんの具、何が好き?

:僕は確実に大根ですね。

永瀬:オレも大根

平野:やっぱ大根だよね。

髙橋:僕はもち巾着

神宮寺:オレはこんにゃくだな。

髙橋:え、それレアじゃない?

神宮寺:って、もち巾着推しの人に言われたくないわ(笑)。

──撮影中、用意したおでんを全員が本気食い。カメラを渡せば「お互いを撮りあってほしい」とお願いをする前にあちこちで賑やかな撮影会がスタート。彼らがスタジオに入ってきた瞬間から、笑い声が絶えなかったKing & Princeの取材現場。

平野:僕たちの冬のお約束といえば、クリスマスプレゼント交換会。2〜3年前から始まって。神宮寺 毎年、テーマを決めてプレゼントを選んで持ってくるんですけど。昨年のテーマが“家にあるもの”だったんだよね。で、特に値段も決めないままやっちゃったから、プレゼントにすごい格差が生まれちゃって(笑)

髙橋:ひどかったのが廉ね。

永瀬:自分の載っている雑誌、おまけにボディクリームつけたものの、まあ、大不評で(笑)。

神宮寺:岸君も小さい子用のミニカーのオモチャを持ってきたよね(笑)。なのに、紫耀が用意したすごく高価なヘッドホンが当たって。あれは本当にラッキーだったよね。

──座談会が始まると同時に昨年の反省会がスタート。まだクリスマス前だったこの日、インタビューそっちのけで「今年はどうする?」、「ちゃんと値段設定したほうがいいよね?」と本気の話し合いが始まってしまう場面も。King & Princeは本当に仲がいい。彼らの“あったかい思い出”を尋ねた時に飛び出したのもこんなエピソードだった。

みんなでもつ鍋を囲んだあったかい冬の思い出

髙橋:スキーに行った帰りに全員一緒に入った温泉、すごくあったかかったなぁ♡

平野:え……行ったっけ?

髙橋:うん、行ったよ。学校の友達と一緒にね♡

神宮寺:怖いんだけどこの人!!

:一瞬「あれ、行ったかな」って考えちゃったじゃん!!

神宮寺:冬は舞台をやっていたから、全員で外で何かをした思い出って意外とないんだよね。

髙橋ジンと紫耀は一緒にBBQしていなかったっけ?

平野:すごい昔ね。もう6〜7年前の話になると思うんだけど、ハロウィンもクリスマスも忙しくて楽しめなかったから、もう一緒に全部やっちゃおうって。ほかの友達を誘って仮装BBQをしたんだよね。

神宮寺:でも、ハロウィンなんてとっくに過ぎているもんだから、どの店に行っても仮装の衣装が売ってなくてさ。

平野:結果、全員まさかの全身タイツ(笑)。ただカラフルな全身タイツを身にまとった人たちが肉を焼いているだけの、奇妙な光景が爆誕したっていうね。

神宮寺:冬に5人で一緒に何かしたのって、たぶん、すごい昔にさかのぼるよね。Jr.時代、みんなで鍋を食べにいかなかったっけ?

髙橋:行った!! みんなでごはんに行こうってなって、廉の知っている鍋の店に行ったんだよね。

:思い出した。あれだ、チェアが椅子になっている店だ!!

永瀬:岸さん、チェアと椅子って一緒ですけど(笑)。

:いや、鍋っていうと座敷のイメージが強いじゃない。でも、僕たちが座ったのは椅子の席で。あの椅子、覚えてるわ。

平野:今どき、座敷の店のほうが珍しいと思うけどね(笑)。でも、5人ってなると、そんな昔にさかのぼっちゃうんだね。この冬は一緒に何かできたらいいね。

髙橋:やっぱり、スキーに行って、帰りに温泉じゃない♡

神宮寺:それは学校の友達と行ってくれよ、と言いたいところだけど、意外と楽しいかもね。

髙橋:車は僕が運転するよ。

平野:イヤだよ(笑)。

:ゲレンデにたどり着く前にヘトヘトになりそう。

永瀬海人は車庫入れにやたら時間がかかるから。

平野:車庫入れを待っている間に岸君が雪山で遭難しちゃう。

:危ないよ、その旅!!

髙橋:宿では何する♡

神宮寺:やっぱり恋バナじゃない? それぞれの好きなタイプとかを語っちゃって♡

平野:からの〜本気の枕投げ。

神宮寺:標的は主に岸君。

:その旅やっぱり危ないよ!!

“あったか大賞”は岸優太に決定!!

──ソロインタビューではそれぞれがメンバーのあったかいところを回答。全員集まったところで、King & Princeの“あったか大賞”を決めてくださいとお願いしてみると……。

神宮寺“寒がり大賞”ならすぐに決まるんだけどね。

髙橋:それ、廉でしょ(笑)

神宮寺:廉は本当に寒がりで。

:まず、車に乗った瞬間、とにかくエアコンの温度調整。

永瀬:常にMAX(笑)。

:一緒に乗る人は地獄(笑)。

神宮寺あったかすぎて寝ちゃうんよ、寝てしまうんよ(笑)。

平野:で、“あったか大賞”は誰を選ぼうか。岸君、どう?

それぞれ、いろいろなあったかさがあるから悩むよね。全員が優しいからなかなか選べないなぁ……。ちょっと考えるので次の方、どうぞ。

髙橋:そうだな、やっぱり岸君なんじゃないかな。こうやって、誰かひとりを選べないっていう時点で優しさを感じるし。

神宮寺:オレも岸君に一票です。いつもオレたちのために新しいギャグ考えてくれたりするし。

平野:僕も岸君。彼、一緒にサウナに行くと一発目からロウリュ(熱した石に水をかけ体感温度を上げること)をするんですよ。彼と入るサウナの気温も、ロウリュをやっている時の彼のまなざしも“あったかい”を越えてもはや“熱い”ですからね。

永瀬:さすが、多種多様なあったかさを持つ男。オレも岸君に一票入れたいと思います。

平野:さあ、岸君は誰にする?

:そうですね、本当に難しいんですけど……自分かな。こう見えて熱い食べ物とか食べるのは得意なんで。おでんとか。

神宮寺:岸優太、アツアツおでんもアヒージョもいけます!

:ちょ、やめて!! 関係者の人に届いちゃうから、熱いの食べる仕事来ちゃうから!!

──何度も爆笑が巻き起こった座談会。「お互いの私物に勝手にシールを貼るのがはやっている」と語っていた彼らだが、気づけば、モアスタッフの私物にもシールが(笑)。5人集まると楽しい遊びが始まってしまう、King & Princeはやっぱり仲がいい。

神宮寺:ここらでちゃんと座談会を締めないとね。さすがにスキーは難しそうだからさ。最後にこの冬リアルに全員でしたいこと、ひと言ずつ言ってみる?

髙橋:「最近、寒くなってきて」

平野:「寒さで眠れぬ夜が続き」

神宮寺:「風も冷たいけれど」

永瀬:「ファンのみなさんの愛がいつも僕らを温めてくれる」

:え、どうすればいいの? 僕もなんかひと言言えばいいの?

平野:「みんなに伝えたい言葉は多々あるけど、今、伝えたいのは」

:えっ……「お鍋大好き」?

平野:まさかのお鍋!!(爆笑)。

永瀬:いいと思う、みんなお鍋大好きだからね。この冬は5人で火鍋食べにいこう!!(笑)。
【King & Princeインタビュー】5人の冬のお約束は「クリスマスプレゼント交換会。昨年のテーマが“家にあるもの”、すごい格差が生まれちゃって(笑)」

取材・原文/石井美輪 取材協力/上村佑子 海渡理恵 古川はる香 吉川由希子 ※MORE2023年2月号掲載

インタビューの関連記事もチェック!

平野紫耀さんインタビュー特集 - プライベートの過ごし方や彼の“甘い顔”がわかるQ&Aまとめ
関ジャニ∞丸山隆平さんの"幸福学"特集 - メンバー、エイター、自分自身も幸せにするため考えていることとは?
Travis Japanインタビュー特集 - メンバーが明かしたそれぞれの舞台伝説とは?
Sexy Zoneデビュー10周年記念インタビュー特集 - 5人で積み重ねてきた歴史の答え合わせ