岸 優太 GO BEYOND “俺たちを超える”ための選択

岸優太さんインタビュー
自分たちで考え、話し合い、全員が納得する道を探して進む。ほかの誰でもなく「自分たちで選び決断すること」を大切にしてきた。5人が歩んだ“選択”の歴史、そして、ものごとを選ぶ時に大切にしていること、King & Princeが選んだ自分たちらしい歩み方と美学。

2022年MORE7月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。

PROFILE

きし・ゆうた●1995年9月29日生まれ、埼玉県出身。『VS魂 グラデーション』(フジテレビ系・木曜19:00〜)にレギュラー出演中。主演を務める映画『Gメン』が今秋に公開予定。お楽しみに!

優柔不断な僕は、選択肢を目の前にすると信じられないほど“面倒くさい男”になる

僕は優柔不断です。たとえば、コンビニ。24時間欲しいものが手に入る、あの魅惑のスポットは僕の判断能力を狂わせる。特に小腹がすいている時は危険。脳の動きが鈍ってしまい「何も選べないまま棚の前にずっと立っていた」なんてことも。そんな僕をさらに悩ませるのが晩ごはん。なぜなら、僕にとっていちばんの至福の時間だから。絶対に妥協したくないし譲りたくないから、出前を取る時は「今日の自分の胃袋は何を求めているのか?」メニューを眺めたまま停止。これまた「気づいたら1時間たっていた」こともあったりして。でも、考えに考えて決めるからこそ、後悔することはめったにない。正しい選択をしている自信だけは常にあるんですよ、僕。

ものごとを決める時は“直感”ではなく“理論”を大事にするタイプ。頭の中でメリットとデメリットを考え比較、計算するように答えを導き出す人なんですよ。さらには、そこに自分ならではのルールが存在したりするからまた面倒くさい。そのひとつが“ご褒美”方式。基本的に、やりたいことや欲しいものがあると「思いのままに行動していいのか」迷ってしまう人なので。たとえば「サウナに行きたい」と思ったら「果たして、今日の自分はそれだけのことをやったのか?」と考えるんです。そして「やってない」と思ったら行くのをやめ、「やった」と思えたら行く。ご褒美だと考えれば、それを選んでも後悔はない。罪悪感を覚えず楽しむことができるんですよね。

とにかく考える、何時間でも考える。それでも決まらない時は、一度帰宅して考える。選択を前にした僕はとても面倒くさい男になる。実は今もすでに「今日の夕食を何にするか」考え始めていることは、ここだけの話(笑)。

究極のメンバー選択Q&A

Q.無人島に連れていくなら?

紫耀っすね。いや、もう臨機応変に動けるし、サバイバルの知識も持ってるし。逆に連れていきたくないのは廉かなぁ。「虫嫌い」とか「暑い」とか、めっちゃ駄々こねそうじゃないですか(笑)。ちなみに自分も無人島にはオススメできないです。手当たり次第、草だの木だの食べまくって、すぐにお腹を壊しそうだから。

Q.恋人にするなら?

神宮寺ですね。なんといっても“国民的彼氏”ですからね。頼りがいがあるし、親身になってくれるし、普段からしっかりしているので。

Q.生まれ変わるなら?

紫耀かなぁ。「どんな体のつくりしているんだろう?」って興味本位で。それでいうと、海人にもなってみたいですね。イラストとか、描いてみたいです。

Q.透明人間になって誰かの私生活をのぞけるなら?

廉っすね。彼はきれい好きなので。片づけるのが苦手な僕としては廉の“お掃除の技”、こっそり学びたいですね。

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取材・原文/石井美輪 構成・企画/渡部遥奈(MORE)