神宮寺勇太 GO BEYOND “俺たちを超える”ための選択

神宮寺勇太さんインタビュー
自分たちで考え、話し合い、全員が納得する道を探して進む。ほかの誰でもなく「自分たちで選び決断すること」を大切にしてきた。5人が歩んだ“選択”の歴史、そして、ものごとを選ぶ時に大切にしていること、King & Princeが選んだ自分たちらしい歩み方と美学。

2022年MORE7月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。

PROFILE

じんぐうじ・ゆうた●1997年10月30日生まれ、千葉県出身。出演中のドラマ『受付のジョー』(日本テレビ系・月曜深夜0:59〜)の主題歌はKing & Prince『踊るように人生を。』。どちらも要チェック!

どちらが正解なのか悩むのではなく自分が選んだ道を正解にするために努力する

何かを選ぶ。それはとても面倒くさい作業だ。ただでさえ忙しい毎日、迷ったり悩む時間ももったいないからこそ、僕は“選択”をなるべく減らすことにしている。たとえば、僕は同じものばかり買うクセがある。目の前に並んでいるたくさんの商品の中からたったひとつを選ぶのが面倒だから、「これを買えば間違いない」お気に入りの商品を繰り返し買ってしまう。結果、わが家には大量のストックが。水、炭酸水、お酒、洗剤、シャンプー……同じものがいくつも揃っているんですよ。

“同じ”を好む僕だけど、なぜか“引っ越し”はよくする。というのも僕、数年たつと同じ家でセリフを覚えられなくなってしまうんですよ。いつも台本を手に家の中をぐるぐる歩き回り、ぶつぶつとセリフをつぶやきながら覚えるから。部屋の景色に飽きると集中力が途切れてしまう、僕の脳はそんな不思議な仕組みになっているのかもしれない。また、引っ越しが好きなのは“いるもの”と“いらないもの”を潔く整理できるのも大きな理由。ものがあふれると選択に迷ってしまうから。クローゼットも家の中もできるだけスッキリさせていたい。

選択を避けて生きている僕ですが、何かを選ばなければいけない瞬間はやっぱり必ずやってくる。そんな時、大事にしているのは自分の選択を信じること。自分が選んだ道は正解なのか不正解なのか結果が出るまでは時間がかかる。もちろん、選んでいる時も結果はわからない。だからこそ、僕はどっちにするか悩むより、自分の選択肢を正解に導くように努力する。正解を探すのではなく、自分で決めたことを正解にする。それが大事なことなのかなって思ってます。

究極のメンバー選択Q&A

Q.無人島に連れていくなら?

紫耀ですね。彼ね、サバイバルについてとかめっちゃ詳しいんですよ。漢字や言葉など日常生活で必要なことは知らないくせに、「コレとコレを組み合わせたら武器になる」とか、普通に生きてたら使わないような知識だけはやたら持っているんですよ。なので、無人島では意外と役立つと思います(笑)

Q.恋人にするなら?

みんなそれぞれ違うタイプで面白いんだけど、つきあうって考えると、なんか違うんだよなぁ。絶対選ばなきゃいけないなら、神宮寺勇太を選びます。だって、間違いなく“ツーカー”の存在になれるから!(笑)

Q.生まれ変わるなら?

紫耀かなぁ。あの筋肉でいろいろなものを持ってみたい。

Q.透明人間になって誰かの私生活をのぞけるなら?

岸君かなぁ。いつも「今は部屋が汚れているからダメ」って、家に入れてくれないから。どれくらい汚いのか、この目で確かめてみたい。

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取材・原文/石井美輪 構成・企画/渡部遥奈(MORE)