Snow Man宮舘涼太のコミュニケーション術「僕の目は口よりも饒舌です」
宮舘涼太 ロイヤルに生きるための格言集
ステージの上はもちろんのこと、バラエティや情報番組でも圧倒的な存在感を放ち、見る人を虜に。今まさに全国の老若男女が気になっている男・“舘様”こと、宮舘涼太さんがモア読者の人生のお悩みに回答。その答えから見えてきた、まっすぐで美しいダテイズム。
宮舘涼太さんプロフィール
みやだて・りょうた●1993年3月25日生まれ、東京都出身。アイドルグループSnow Manのメンバー。品のある言動からファンからは“舘様”と称され、ロイヤルキャラとして愛される。舞台『SANEMORI』が1月6日から新宿演舞場で公演予定
自信を持って生きるために……
Q. 人とのコミュニケーションが苦手です。沈黙が怖くて耐えられず、よけいなことをベラベラ話しては、後悔してしまいます。どうしたら、舘様のように沈黙さえも恐れず貫けるような人になれますか？
A. 口で話すのが苦手ならば、目で語れる人になる。“気持ちを伝えるのは口だけではない”。それを知れば言葉に頼らなくなるのではないでしょうか。実際、僕の目は口よりも饒舌です。目が合っても相手がそらすまで絶対に離しませんからね。「はい、僕の勝ち」と思うまで（笑）。（宮舘さん、以下同）
Q. なんでも周りに合わせてしまって、自分の個性がないのが悩みです。“セクシー・ロイヤル・美しく”という個性を確立している舘様のように、どうしたら自分の個性を見つけることができるのでしょうか？
A. 僕の場合は“なりたい自分”に近づこうと、意識して日々を過ごしていたら、いつの間にかそれが個性になっていました。個性を磨くのは大切なことだと思いますが、同じ人間がこの世にふたりいないのと同じで、無理に見つけようとしなくても、人はみんな、最初から自分だけの個性を持っていると思うんです。“周りに合わせること”も立派な個性だと僕は思います。周りに合わせるのが苦手な人だっているわけで。いろんな人に会って、いろんな要素を取り入れながら、いろんな自分になれる……。それって、めちゃくちゃ人生スペック高いじゃないですか!!
舞台 初春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』
古典歌舞伎の名作『源平布引滝』より『実盛物語』を主軸とした歌舞伎作品。2019年に評判を呼んだ舞台がさらにパワーアップし、十三代目市川團十郎（旧市川海老蔵）の襲名記念として上演される。●1／6～27 新橋演舞場
関連リンク
取材・原文／石井美輪 ※MORE2023年2月号掲載
