お金でモメないカップルに、どうしたらなれますか?

いろんな価値観のある今だからこそお金の問題は難しいもの。プロのリアル診断で、状況別の最適解を根掘り葉掘り聞いてきました!

Q. お金に関して、相手に感心したエピソードは?

お金を払う男性と受け取る女性のイラスト
「スーパーなど商品の相場価格などをよく覚えているところに感心した」(28歳・未婚・男性)
「『つみたてNISA』や『iDeCo』、投資信託などに関することを率先して調べてくれた」(29歳・既婚・男性)
“出費が増えても稼げばいい”という発想を持っているところがいい」(30歳・既婚・男性)

貯蓄額の多さや、倹約家、という面ではなく、「いかにお金事情に対応しているか」という面が、相手に好印象を抱かせているケースが多いのが令和のマネー観?

Q. パートナーや好きな人とお金に関することでモヤモヤしたこと、ドン引きしたことは?

貯金箱を抱える女性と買い物袋を複数さげる男性のイラスト
「ファッションの買物でもスーパーでも『こっちが安い』、『これ安くていいじゃん』と値段推ししてくる。気持ちは考えてくれないのかと感じた」(27歳・同棲中・女性)
「見返りを求めているわけではないが、誕生日にこちらがあげたプレゼントより明らかに低額なものを自分の際に返され好きではないのかと不安になった」(26歳・未婚・女性)
「同棲するまで、借金の返済があるのを隠していたこと」(28歳・同棲中・男性)

お金に無頓着なのか気遣いがないのかわからないことがモヤッとの原因に。お金でモメたくないからこそ、こちらの意思表示が大事。

Q. 家賃、生活費など、ふたりでかかるお金はどう分担していますか?

項目別に折半34%
デート代割り勘が主流の今「ガス代は払う分水道代はお願い」など分担制にするか共同口座からすべて引き落としにするかが多数。相手の収入が明らかに高い場合は家賃を頼ったりも。いずれにせよお互いの収入把握は大事。

Q. 同棲を始める前に、今後のふたりのお金に関して話し合いはしましたか?

はい97%
「話し合わないまま同棲したら、後から困ることがたくさん出てきて後悔している」(30歳・同棲中・女性)
「収入に差があるため、生活費は完全折半ではなく、でも片方に負担が集中しすぎないように工夫しようと話し合った」(28歳・同棲中・男性)

「ふたりで使うものを買った時の出費の分担が難しい」、「相手が決めた家に住んだら家賃折半でも高くてつらい」などモメどころは多数。

令和カップルがマネーでモメない秘訣

ファイナンシャルプランナー 前野 彩さんが解説!

ファイナンシャルプランナー 前野 彩さん
ファイナンシャルプランナー 前野 彩さん
『Cras』代表取締役。働く女性や子育て世代のマネープランをリアル&オンライン相談でサポートしている。新著『本気で家計を変えたいあなたへ〈第5版〉』(日本経済新聞出版)が10月20日に発売

今は「ふたりで払う」が多数派の時代に

「共働き世帯も約7割となり、今は『ふたりで稼ぎ、ふたりで使う』時代と言えそうです。独身時代の貯蓄は結婚しても個人の財産ですが、その金額によってマイホーム予算や老後の準備額などは変わります。ふたりの未来を考え始めたなら、住まいや子どもの希望などのライフプランを立ててみると◎。ライフプランがあると、相手の経済状況を探りあう気持ちが消えて、将来必要なお金を一緒に準備しようと前向きに変われます。ふたりのお金を“見える化”して、楽しくお金が使える毎日にしましょう!」(前野さん)

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監修/前野 彩 イラスト/オガワナホ 取材・原文/野田春香 ●アンケート調査は、パートナーがいる、またはいたことがある23~32歳の全国の女性100名、男性100名の計200名に実施 ※MORE2022年11月号掲載