玉城ティナ＆飯豊まりえの恋愛観があらわに!? 「君と世界が終わる日に」Season5イベントレポ

本格ゾンビアクションと究極の人間ドラマを描いた超人気ドラマ・Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」。2月9日（金）より、シリーズ完結編となるSeason5の独占配信がスタート！
これを記念し、ファンを招いての観覧イベントが都内で開催されました。W主演を務める玉城ティナさん・飯豊まりえさんと、共演した溝端淳平さん、横溝奈帆さんのほか、シリーズを牽引してきた竹内涼真さん・中条あやみさんがサプライズ登壇し、会場は大いに盛り上がりました！ この記事ではイベントの模様をお伝えします。

Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」シリーズは、“ゴーレム”とよばれるゾンビに占拠された死ととなりあわせの終末世界を舞台に、人間たちが生き残りを懸けた戦いに身を投じる極限のゾンビサバイバルドラマ。

ある日突然ゴーレムによって日常を奪われた人々が繰り広げる凄絶な争いと人間模様、プロポーズ直前で引き裂かれしまった間宮 響（竹内涼真）と小笠原来美（中条あやみ）の胸をえぐられるような切ないラブストーリー、ゴーレムウイルス開発の経緯やワクチンの謎をめぐるミステリーなど、さまざまな要素が複雑に絡み合う予測不能でスリリングな展開が反響をよび、2021〜22年と2年連続でHulu視聴者数ランキング年間第1位を獲得した超人気作なんです！

今回配信となるSeason5は、数多くの仲間の死と響の離脱を経て、人類最後の希望都市・ユートピアへたどり着いた生存者5名のエピソードから始まります。そこは、“理想郷”とは名ばかりの、上下にぱっくりと二分された超格差社会。ユートピア創設者でもある新山財団会長の娘として元老院に招かれ、彼らの差別意識や偏見をいさめながら、人類を救うことを絶対にあきらめない“タワー”サイドのリーダー、新山明日葉（玉城ティナ）。

劣悪な地底環境に連行され、タワーへの逆襲に燃える地下組織の反乱軍・レジスタンスの暴動に巻き込まれていく、“アンダー”サイドの柊木 佳奈恵（飯豊まりえ）。守るべきは愛する者か、それとも人類の未来か？ 正義とは何か？ ふたりの女性が終末世界をどのように導いていくのか、凄まじいまでの葛藤が描かれます。

柊木 佳奈恵役として、2021年にスタートしたSeason1から本作に出演し（生き残り）続けた飯豊まりえさんは、長くこの作品に関われたことを本当に幸せに思っているそう。

飯豊「佳奈恵は、最初は普通の大学生で、どちらかというといちばんに命を落としかねない、か弱い女性だったのですが、響（竹内さん）や来美（中条さん）ら、さまざまな仲間たちと出会って一緒に行動することによって、だんだん強くなっていきました。みんながいたから、彼女自身が生きる意味を見つけていく過程はとても演じごたえがあって楽しかったです。でも、お芝居とはいえ、仲間との別れはすごく苦しくて、しばらく傷が癒えないことも。1年に1回撮影があったこともあり、この『きみセカ』は私にとってすごく大切な作品。それが終わると思うと、心にポッカリ穴が空いたような感覚でしたが、撮影を終えてみて“やり切った”感がありますので、早くみなさまに観ていただいて、感想をお伺いしたいです」

響（竹内さん）から主役のバトンを渡され「私たち、本当に頑張ったんです！」と過酷な撮影を振り返る、新山 明日葉役の玉城ティナさん。

玉城「Season4での明日葉は、響や加州（溝端さん）と出会って、『今までの清い気持ちだけではダメなんだ』と心境が変化しかけたところで、みなさんの記憶の中で終わっていると思うのですが、Season5では『そんな甘いことを言っていられない！』というくらい究極の選択を迫られます。何かが始まりかけたはずの加州との関係もどうなるのか、最後までみなさんにぜひ見届けていただけたらと思います。最終話にむけて、ひとりの女性として成長する明日葉を気をつけながら演じていたので、ぜひ最終話まで楽しんでいただけたら。

でも、撮影は本当に大変でした！ 正直『これでいいのだろうか？』と思ったこともありますし、まりえとも何度も話をしたり、監督やプロデューサーにも相談して、明日葉の気持ちに徐々にグラデーションをつけていきました」

明日葉との恋の行方が注目される加州宗一役の溝端さんは、“加州っぽい”というレザー調のジャケットコートでドレスアップしての登壇。

溝端「ユートピアにたどり着いて、やっときれいな地面を踏めたなと思ったのに、僕と飯豊ちゃんは、太陽を拝めないようなとても過酷な撮影環境に叩き込まれました。現場は、大きな船の整備工場をお借りして、その中に集落をひとつ作っちゃったもの。この作品にかけるスタッフさんの熱量や思いを感じつつ撮影できたので、毎日がとても充実していました」

共演を続けたまりえさんと溝端さんが、撮影時の苦労を語り合う一幕も。

飯豊「早く外に出たくてしょうがなかったよね！ それくらい生活しづらい環境でした」

溝端「「鼻の穴の中が（煤で）真っ黒になっちゃって。でもその生々しさが映像にもよく表れていると信じています」

Season3に出演し、5でカムバックを果たした三原結月役の横溝奈帆さん。プライベートでも中学から高校へと進学し、その成長ぶりに目を見張る大人たちとのやりとりは実に微笑ましいかぎり。

横溝「1年以上ぶりに時間を空けての復活でしたが、率直に言って本当にうれしかったし、初日に飯豊さんと一緒の撮影で、スタッフさんもみんな顔なじみで、まるでホームに帰ってきたような安心感あふれるあったかい現場だなと思って、楽しかったです」

溝端「みんな『大きくなったねぇー』と、親戚みたいに接していたよね」

飯豊「だってなっちゃん、最初は中学1年生だったよね。靴なんてこんなに（と手で大きさを表して）小さいの、はいてたよね。大きくなっちゃったから、途中でしれっとサイズアップしていたよね。なっちゃんの成長をみんなで見守る現場でもありました」

作品中で“究極の選択”を迫られる明日葉にならい、また2月14日（水）にバレンタインデーを控え、恋愛観を問う“究極の選択”テストも実実施されました。

質問：どちらのすれ違いなら乗り越えられそう？
選択肢A：明日葉と加州のように、距離が遠くて会えない
選択肢B : 佳奈恵と海斗（柿澤勇斗）のように、近くにいるのに分かり合えない

この質問がスクリーンに投影され各々が回答。
Bと答えたのは玉城さんただひとり！

玉城「近くにいるならば、分かり合えるまでお互いに話し合うことができるのではないでしょうか？ 話し合うためには距離が近いほうがいいと思います。希望をかけてB！」

飯豊「ティナが言っていることはすごくわかるし、理解できるまで話し合いたいのはわかるけれど、結局分かり合えないんだったら、会うだけでうれしいAかな！」

溝端「劇中で引き離される明日葉と加州ですが、僕自身、1ヶ月ぶりに会った明日葉がとても神々しく見えて、会えない時間がさらに思いを強くさせる経験を身をもって学びました。会えないからこそ、加州も明日葉のことをどんどん好きになっていくので、Aですね」

映画『劇場版 君と世界が終わる日に THE FINAL』も現在大ヒット上映中！
このシリーズを力強く牽引してきた間宮 響役の竹内涼真さんと小笠原来美役の中条あやみさんがサプライズ登場すると、まりえさんが駆け寄ってハグ！
Season1から過酷な撮影をともにし続けてきただけに、強い絆が感じられました。

Season1〜4、および劇場版の主役である間宮 響役の竹内さんが感慨深そうに、

竹内「『きみセカ』がついにファンミーティングをできる日がきましたよ！ 僕はまだSeason5を観ていないのでね、早く観たいです！ 撮影がすごく大変だったと聞いていますが、みんなが作り上げた結晶がどう仕上がっているのか、とても楽しみ。ついネタバレしそうなんだけど……で、結局誰が死ぬの？（と、溝端さんを見やる）。この作品は、映画で完結ではありません。僕が出演した『THE FINAL』があって、Season5に続いていくんです。『きみセカ』は、Season5を観ていただいて初めて本当のファイナルを迎えます。僕らが作り上げてきた作品の真髄は、映画にも5にも生かされているので、僕らが頑張った証（あかし）をぜひ見届けてほしいです！」

響のフィアンセ・来美役の中条あやみさんは、Season5出演メンバーにエールを送りました。

中条「私は出演していませんが『きみセカ5、楽しみにしているよ！』といろいろな方から声をかけていただいています。ファンの方はもちろん、多くの人が注目している作品だと思うので、ぜひ最後まで楽しんでください！」

竹内さん＆中条さんらからバトンを受け継ぎ、W主演という大役を任された玉城さん＆飯豊さん。ふたりは学生時代から10年来の大親友なんです。ともにモデル・俳優のハイブリッドスタイルでキャリアを築きながら、「私たち、タイプが違うからこそ気が合うし、ずっと仲よしでいられるんです」と、この日もとても楽しそうでした。
超人気ドラマ・Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」の気になるラストをぜひチェックしてくださいね！

2月9日（金）よりHuluにて独占配信スタート！
毎週1話ずつ更新・全5話

キャスト／玉城ティナ、飯豊まりえ
前田公輝、柿澤勇人、溝端淳平、横溝奈帆　ほか