寺島惇太さん独占インタビュー!

『アルカナムジカ』 新メンバー・斑目ジュナを演じる寺島惇太さん

声優
寺島惇太

プロフィール

1988年8月11日生まれ、長野県出身。「KING OF PRISM 」シリーズ  一条シン役、「ムーミン谷のなかまたち」ムーミン役、「ParadoxLive」闇堂四季役、「A3!」シリーズ  御影密役、「TSUKIPRO THE ANIMATION」藤村衛役、アイドルマスター SideM」シリーズ  大河タケル役、など数々の作品に出演。また、2019年には『29+1 -MISo-』でアーティストデビューを果たす。

「美しいもの」を強く追い求める心

声優・寺島惇太さん

寺島惇太さん

avex×集英社による多次元プロジェクト『Arcanamusica(アルカナムジカ)』。

音楽、漫画、ボイス作品、小説にSNSと多彩な展開を見せる本作は、タロットに導かれた歌い手たちのミステリアスファンタジーとして、招待制の配信アプリ:『アルカナムジカ』の中で歌い手として活動する人々に迫る群像劇となっています。

現在、マンガMeeでのコミック連載やYouTubeでの楽曲公開、SNSでのショートストーリー公開など、様々な媒体で物語やキャラクターの魅力を楽しむことができるアルカナムジカ。

今回は、新メンバーの1人・斑目ジュナを演じる寺島惇太さんにインタビュー!

主人公である川和静への矢印が注目されている斑目ジュナはどんな人物なのか、5月24日に配信された新曲の話と合わせて伺ってきました。

【声優・寺島惇太インタビュー前編】「圧勝の画像_2

新メンバー・斑目ジュナはどんな人物?

天才ジュエリーデザイナー・斑目ジュナ

――今回、斑目ジュナというキャラクターを演じられるにあたっての第一印象はどういったものでしたか?

寺島「見た目もそうですけど、只者じゃなさそうというか……。カリスマ感が本当に、全身から出ている人だなと思いましたね。いくつかセリフを録らせていただいたんですけど、その中でも受ける印象が違っていて。美しいものや輝いているものがすごく好き、という純粋さの一方で、明るいようでどこか様子のおかしさも見えたり。そういうところに魅力を感じました」

 

――では、寺島さんが感じているジュナの魅力はどんなところでしょう?

寺島「うーん……ジュナはすごく純粋なんでしょうね。ああいう綺麗な見た目に反して、子どもっぽいというか。そういう言い方は語弊があるかもしれないけど。知りたい知りたい、もっと見たい、っていう探求心はすごくあるのに、ある日突然冷めて飽きてしまう、みたいなところもあって。その無邪気さが怖くもあり、可愛くもあるのかなと。いろんな面から楽しめる人、というのが魅力なのかと思います。僕からすると、意外と可愛いやつなのかなって思ってます」

 

――たしかに、台詞を聞いていてもたとえば川和への言葉なんかは、ちょっとあどけない感じがありますね。

寺島「そうなんですよね。自分の好きなものに対してずっと純粋で。でもそれは、見る人によっては、冷たく純粋な悪のように見える場合もあるのかなと。エゴというか。『それはそれで仕方ないよね』、と本人も思っていそうなんですよね。ジュナは、深く掘れば掘るほど、分からなくなる人な気がします。だからこそ、掘り下げてみたくなりますね」

斑目ジュナ

斑目ジュナ

寺島さんが思う「美しいもの」。ジュナとの共通点は?

――SNSなどを拝見していても、ジュナは人気な様子ですね。

寺島「嬉しいですよね。どんな子なんだろうっていうのを、皆さんももっと知りたいのかなと思っています。僕もこれから知っていきたいですね」

 

――寺島さんも仰る通り、ジュナは「美しいものや輝くもの」に惹かれる性質がありますが、寺島さんご自身が感じる美しいものは何かありますか?

寺島「もの、というのとは少し違うかもしれないんですけど、僕はやっぱり人にそういうところを感じますね。ドキュメンタリー映画とか、なんかうまくいっていない人の逆転劇とか、駆けあがっていくようなサクセスストーリーとか。ゴッホのように、認められていなかった人が、『実はすごいことやっていたんじゃないか』と、最終的に評価される感じとか……。そういう話を見たり、聞いたりするのが好きです。だからスポーツとか勝負事も、圧勝というより、ジャイアントキリングが起こるようなギリギリの戦いにひかれるんですよね」

 

――人の内面に美しさを見る、というのは、ジュナにも少し似た部分がありそうですね。

寺島「確かに。こういうこと言っちゃうと語弊があるかもしれないんですけど、嫉妬とかそういう泥臭い感情を抱いている人の方が僕は好きです。活躍している人達に対して、『いつか超えてやる』って闘志を燃やしているような。輝いてるなって思っちゃいます(笑)」

 

――ジュナの職業にちなんでの質問です。寺島さんはアクセサリー類などはつけますか?

寺島「つけないんですよ。若い頃はネックレスとかも好きでしたし、一回自分の趣味にまつわるペンダントなんかを作って販売させていただいたりもしたんです。そういうアイテムはいまだに自分でもつけます。けれど、それ以外の指輪とかブレスレットとか、あとイヤーカフのようなものは、スタイリストさんに用意していただく時がほとんどですね。ジュナと違って、女性のジュエリーを選ぶ目にも自信がないです(笑)。もし誰かに贈ることがあれば、自分で安易に選ばずに相手に聞くと思いますね」

 

――それが一番、間違いがなさそうですよね。

寺島「ジュナみたいに詳しい人だったら、上手に選べると思うんですけどね。ああ、でも、どうかな……、彼は「君にはこれが似合うよ」っていう主張も強そうだから、逆におしゃれに拘りがある人とはバトルになるかもしれないですね」

↓寺島惇太さんインタビュー後編はこちらから↓

https://more.hpplus.jp/entame/people/102297/

斑目ジュナ

「Arcanamusica」Story

"特別な曲が聴ける"と巷で話題の音楽アプリ、『アルカナムジカ』――。激務に追われる日々を過ごすプログラマー・川和静は、ある日、自身のスマートフォンに見覚えのないアプリ・アルカナムジカがダウンロードされていることに気づく。「アプリ内の機能を使ってだれでも自由に音楽を配信できる」という言葉に惹かれ、アルカナネームを「RiZ」と設定し、DL記念の楽曲を歌って配信してみた川和。数日後、川和の元にアルカナムジカの運営会社・ワンダフルネストから『ディスティニーゲーム』への招待状が届いて―…。川和と共に集められた歌い手たちがゲームの末に与えられるのは、『アルカナポイント』。そのポイントを集めた果てには、どんな願いも一つ叶う<<ワールド>>の称号が待っているという。それぞれが想いや願いを胸に秘め、歌い手たちは<<ワールド>>を目指す。彼らの『歌』の先にあるものは――?タロットに導かれた歌い手たちのミステリアスファンタジー、開幕!

Comic Information

マンガ『Arcanamusica(アルカナムジカ)』情報

作画:練間エリ 構成:蓮えみこ

キャラクターデザイン:おぐち 原作:Arcanamusica

「マンガMeeで連載中!」 https://arcanamusica.jp/comic/

『アルカナムジカ』 公式サイト&SNS

HP:https://arcanamusica.jp/

Twitter:https://twitter.com/ArcanamusicaPR

Instagram:https://www.instagram.com/arcanamusicapr/

YouTube:https://www.youtube.com/c/ArcanamusicaPR

TikTok:https://www.tiktok.com/@arcanamusicapr

Streaming:https://Arcanamusica.lnk.to/Thetis_KireidaTW

©Arcanamusica 

取材・文/衣南かのん

衣南かのんプロフィール●フリーライター兼ディレクター。物語のおたくとして生きてきて、2011年からは女性向けゲームシナリオを中心に活動中。近年は漫画原作や企画、小説、ディレクションなどだんだんコンテンツのなんでも屋さんになりつつある今日この頃。