連続ドラマ『転職の魔王様』でヒロイン。小芝風花さんにインタビュー!

ピンクのワンピースを着た小芝風花

ワンピース¥18700/ユウ 靴¥16500/ジャック・オブ・オール・トレーズ(ソル サナ) イヤリング¥33000・ブレスレット¥47300・リング¥39600/ブランイリス トーキョー(ブランイリス)

今月号のカバーを飾ってくれた俳優・小芝風花さんがMOREのファッションページに初登場! ハッピーでナチュラルな魅力あふれる小芝さんの“休日”について聞いてみました。

俳優
小芝風花

こしば・ふうか●1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年、所属事務所のオーディションでグランプリを獲得し芸能界デビュー。2023年4月期のドラマ『波よ聞いてくれ』に続き、7月スタートのドラマ『転職の魔王様』(フジテレビ系・月曜22:00〜)にも出演

小芝風花がごきげんでいるための働き方、休み方

芝生の上にいる小芝風花

ワンピース¥18700/ユウ イヤリング¥33000・バングル¥57200・ブレスレット¥47300/ブランイリス トーキョー(ブランイリス)

「普段は柄アイテムを手に取ることが少ないので、今回の撮影はとっても新鮮でした! タンクトップにシャツをはおるコーデは私服の着こなしに近いですが、ストライプ柄に替えるだけでいつもと違う自分になれたみたい!

実はコロナ禍以前はどちらかというとインドア派だったんですが、外出が制限された途端にお出かけ欲が増してしまって(笑)。今年は昨年より外出を楽しめそうなので、仕事の合間に旅行ができたらな〜と計画中。

よく驚かれるのですが、今まであまり旅をしてこなかったんです。旅の記憶といえば、幼い頃家族で毎年行っていたキャンプ。夜には空いっぱいの星を全員で見て……今思い返すとめっちゃエモいですね!! でも、それ以降プライベートでの旅行の記憶が更新されていないから、これからは仕事以外の経験を増やすという意味でも『旅』を通してさまざまなものを見て、感じたい。

10代の頃から精いっぱい仕事に向きあってきたからこそ、それ以外の世界を知らなすぎる自分がコンプレックスでもあるんです。先輩俳優さんたちとお話しすると、海外での珍事件など日本では味わえないおもしろいエピソードを聞くことが多くて。『あ〜私、知らないことが多いんだな』と刺激を受けています。とはいえいきなり海外旅行は結構勇気がいるので、まずは国内から。“ダーツの旅”みたいなルーレットを作成できるスマホアプリを使って、運任せで47都道府県をめぐる妄想をしています(笑)。

旅行中はインスタントカメラでご当地のお酒やごはん、神社など、その土地ならではのものを撮影してアルバムを作りたい! 理想だけは明確なのに、実現できていないけど……成長途中である20代後半の今感じることを大事にしたいので、少しずつでも実行に移して視野を広げたいです

7月期の連続ドラマ『転職の魔王様』でヒロインを務める小芝さん。
活躍の場は俳優業だけにとどまらず、バラエティ番組で見せる親近感ある姿も魅力的。超多忙な中でもハッピーオーラを絶やさない秘訣とは?

「今までは休暇について事務所の方と話し合う機会がなかったのですが、プライベートの経験も大切にしたいと思い、先日初めて『少しまとまったお休みが欲しいです』とわがままを言っちゃいました♡ その期間で、韓国旅行を決行するつもりです!

そうやって、自分でご褒美をつくりながら、オンオフのメリハリを大事にしないと、自分をごきげんにし続けられないんじゃないかと思ったんです。まとまった休みが取りづらい期間も、一日の中で時間を決めて、仕事スイッチをオフにする時間を設けるようにしています。

次に出演する『転職の魔王様』は、新卒入社した会社でパワハラにあい退職、転職をするところから物語が始まるのですが、原作を読んで“働くこと”について考えさせられて。自分の成長のために100%全力で仕事に集中する期間はもちろん大事だけれど、プライベートの楽しみをモチベーションに仕事をしてもいいし、ライフスタイルを優先して働きやすい会社に転職したっていい。このドラマを通して、さまざまな生き方を受け入れ、後押しできたらいいなと思っています。

私自身も、これから『旅』をはじめいろんな経験を積み重ねながら、多様な意見を受け入れられるしなやかな女性を目指したいです」

撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/𠮷﨑沙世子(io) スタイリスト/石上美津江 取材・原文/宮田彩加 撮影協力/UTUWA プロップス ナウ ※MORE2023年8月号掲載