「CHEN JAPAN TOUR 2023 - Polaris -」全8公演を完走!

EXOのCHENが日本オリジナルのソロライブツアー「CHEN JAPAN TOUR 2023 - Polaris -」を開催。名古屋、横浜、大阪、倉敷、北九州、全8公演を完走しました!
この記事では、9月1日に行われたパシフィコ横浜 国立大ホール公演の模様をお伝えします。

9月1日パシフィコ横浜 国立大ホール公演レポ

CHENにとって横浜での公演は、「EXO PLANET #5 - EXplOration - in JAPAN」以降4年ぶりのこと。
EXOのコンサートといえば、神秘的で壮大な世界観、圧倒的な歌唱力と強烈なパフォーマンス、そんな言葉が思い浮かびます。しかし、ソロライブでは、ひとりの人間としての味わいを存分に感じることができるのも大きな魅力。
メンバーと一緒にいる時のCHENは、温厚でサポーティブ、グループのバランサー的な存在だと言えるのではないかと思いますが、今回のツアーではソロアーティストとしてのCHENらしさ全開。観客と一緒に笑い騒ぐ姿も存分に見せてくれました!

セクション1

CHEN

OPENING MOVIEは、CHENが懐かしい部屋に帰ってきたようなシーン。ピアノを覆っていた赤い布を彼自身の手で外し、鍵盤を押すCHENに合わせて公演がスタート。
実際のステージを覆っていた白い紗幕が少し開き、光の中に浮かび上がるCHENが静かに美しく「Photograph」を歌い始めました。白い幕は少ししか開いていないので、真正面に位置している観客以外は白い光を放つ紗幕を前にする形となり、斬新な始まり方でした。(全編を通じて、照明の使い方が非常に美しかったです)
今回の演出は、s**t kingzのshojiさん。EXOとs**t kingzは、さまざまな形で仕事を共にしてきており、CHENのキャラクターも、EXO-L(EXOのファンネーム)の盛り上げ方も、よくご存知。今回のステージでは、旅というコンセプトのもとに、CHENとファンが深く交流できる構成になっていました。

観客が歓声をあげると、CHENが「横浜のみなさん! 会いたかったです‼︎ Polarisの第一歩を始めましょうか!」といざない、続けて「Love words」「My dear」を美しく歌いあげました。

CHEN「横浜のみなさーん、こんにちはチェンです。みなさん、本当に本当に本当にお待たせしました。僕の初めての日本ソロライブツアーPolaris横浜公演に、やったー!! ようこそーーー!!!」
「みなさんとの再会を待っている間、僕はEXOのツアーや(EXO派生ユニット)EXO-CBXのツアー、そして……、そして……、何があったでしょうか? 4月にしたEXOのファンクラブイベントまで! 本当にその時の思い出をいろいろと思い出しました。今日の公演も僕はすごく期待していますし、楽しい公演になりそうです」
「今日の公演を通して、僕がひとつ誓ったことがあります。僕の誓いは、“みなさんの近くに行くこと”です」

セクション2

バスキング中のCHEN

続くセクション2は、CHENの新しい「音楽の友達」である、ギタリストのユウタマン(渡辺裕太さん)と一緒に進行するギターセクション。

CHEN「バスキング(路上ライブ)のステージをみなさんにプレゼントしたくて、準備してきました。Polarisのバスキングにようこそ、みなさんを歓迎します。みんなで一緒に旅に出ましょう!」

と伝え、ギターに乗せて気持ちよさそうに晴れ晴れと歌い始めた「Traveler」。
ユウタマンの奏でるギターに乗せ「Hold you tight」「Amaranth」と続け、優しい雰囲気で生の歌声を満喫させてくれました。

セクション3

セクション3は、ピアノの深い響きととともに「Your Shelter」でスタート。
続けて、「You never know」。そして、CHENのソロアルバムのリード曲である2曲「Last Scene」と「Beautiful goodbye」を続けて披露しファンの感動は最高潮に。
バンドの生演奏とともに聴くCHENの歌声は非常にドラマチック。声の強弱、響かせ方、バンドとの一体感、心地良いグルーヴ。情熱と落ち着き。力強さと繊細さ。感情も声帯も、超絶技巧で最適にコントロールしているよう。そんなCHENにしか出せない多彩な音色が、会場をさまざまな色に染めていきます。

CHEN

セクション4

セクション4は、「I Don't Even Mind」でスタートしましたが、ここで長い&驚きのMCタイムが。

CHEN「僕はこのように長い間待っている間、思い出というものが本当に大事だと思いました。思い出をたどりながらこの長い待っている時間を乗り越えてきたのですが、みなさんはどんなふうに過ごしていたのか、すごく気になります! 聞きに行ってもいいですか?」

そういってCHENがステージから客席の通路に降りると、ファンは割れんばかりの歓声をあげ大歓喜。
CHENは客席の間を歩きながら、インタビューを敢行します。

CHEN「今日はどうして来てくれたのでしょうか?」
観客の方「飛行機に乗ってきました」
CHEN「僕も飛行に乗ってきましたよ。アメリカから来てくださったんですか? 僕に会いに?」
このやりとりに、会場からは大きな拍手が。
隣には旦那さんの姿も。奥さんのためにアメリカから一緒にきてくださったとのこと。

他の男性にもインタビュー。
CHEN「どうして来ることになったんですか?」
観客の方「会いにきました」
CHEN「僕に? いつから僕のファンになってくださったんですか?」
観客の方「……MAMA(EXO 1stミニアルバム/2012年リリース)」
CHEN「MAMA? すごく長い時間をファンでいてくださったんですね。中国の方だったんですね。今留学に来ているんですか? ああ今日本に住んでいらっしゃるんですね!」

途中、演出のshojiさんの席の近くを通りすぎる時には、
CHEN「shojiさん、僕、大丈夫ですか?」
と話しかけ、
CHEN「(MCで客席に降りて歩き回るのは)もともと約束にはなかったんですが、僕が自由にやっているんです!」
と、豪快に笑っていました。

また男性の方を発見し、
CHEN「どうして来てくださったんですか?」
観客の方「(恋人の)連れで。今日でファンになりました」
CHEN「やったー! いえーい!」
快哉を叫ぶ姿もキュートなCHENです。

ステージに戻りながら、
CHEN「みなさんの近くでご挨拶ができるので、このツアーは僕にとって本当に特別で意義のあるものだと思います」
と話していました。

CHEN

本格的にセクション4を始めるにあたり、

CHEN「今までとは違って、次の曲はみなさんの情熱が必要です。名古屋公演の時に言った事があるのですが、“僕のエネルギーでみなさんをひっぱったわけではありません”。まさにこれからは、みなさんのエネルギーで僕をひっぱっていってください。今回はみなさんが、僕の新しい『音楽の友達』になってくれますか?」

そう言ってスタートしたのは、「On the road」。8月17日にリリースしたCHEN Japan 1st Mini Album『ポラリス』収録で、“一人では乗り越えられない人生の中で、いつもそばにいてくれる仲間への感謝の気持ちを込めた曲”。会場中がCHENの“新しい音楽の友達”になった状況で歌うのに、これほど適した曲はありません。CHEN、演出のshojiさん、そしてスタッフ。このステージに愛を注ぐ人々の、構成へのこだわりを非常に感じた瞬間です。

CHEN

多忙な時期に失った過去の愛を後悔しながらも、愛した人を想い歌う極上のブルース「Mirage of Flower」。バンドメンバーの紹介をはさんで、人生をラジオに例え決まった枠ではなく自分の周波数に合わせて人生を生きていくという思いを込めたロックな楽曲「FREE WORLD」。CHEN Japan 1st Mini Album『ポラリス』の曲が次々と披露されました。そして、2018年にリリースしたEXO-CBXのJapan 1st Full Album『MAGIC』から、血湧き肉躍る名曲「Watch Out」。

CHEN「実は僕、風邪をひいてしまったんです。なので日本に来る前に韓国で病院に行って来たんですが、初めて内視鏡で僕の声帯を見ました。声帯がどんな形なのかはよく分からないんですけれども、僕が初めて自分の声帯を見た時に、本当に筋肉質みたいに頑丈に見えました。本当に頑丈そうでした」

セクション4で圧倒的な歌唱力を披露した直後なだけに、風邪をひいているという告白に会場中がびっくり。本当に頑丈な声帯のようです。

CHEN

ライブ本編最後の曲は、人生という旅の中で自分自身を見失わず、希望の光を見つけてほしいというメッセージを込めたリード曲の「Light Of My life」。CHEN曰く、「Light Of My life」は、歌う前にお祈りをしなければならないくらい難しい曲だそうです。

と、ここで、珍しいことが起きました。
「Light Of My life」の途中で小さなミスをし、「すいません!」と中断。
CHEN「バカー。すごく恥ずかしいんですけど」
と困惑しながらも、
CHEN「みなさん、僕の指を見てください。見ていますね。CUT! 今カットしました。みなさん記憶を失いましたよ」
とキュートな機転で会場を笑いの渦に。
2度目の「Light Of My life」を見事に歌いきりました。

アンコール

アンコールに応えるCHEN

アンコールの声に応えて再びステージに現れたCHEN。
まず、EXOメンバーのD.O.が出演したドラマ「괜찮아, 사랑이야(大丈夫、愛だ)」(2014)の挿入歌「Best Luck」を披露。この曲の終わりには、CHENの伝家の宝刀「好きだよ!」も飛び出しました。
続いて、セカンドミニアルバムのタイトル曲「Shall we?」。
そして最後の最後の曲は『ポラリス』から。楽しい日も悲しい日も、いつも笑顔の君がいてくれた……これからも一緒に歌おう!というメッセージを込めたFan Songの「My Sunshine」。

CHEN「今回の公演のタイトルのPolarisは、北極星ですよね。僕のJapan 1st Mini Albumのタイトルもそうですし、そしてツアーのタイトルも北極星だと聞いた時に、本当に満足しました。その理由が何かと言うと、北極星はいつも変わらずに同じ場所にいますよね。そしてその場所で優しくて強い、そんな光を放ってくれます。僕はその北極星を、みなさんだと思いました。いつも同じ場所でそのシルバーのペンライトを振ってくださって、いつも待っていてくださるみなさんが、僕にとっては北極星です。なので僕のツアーとJapan 1st Mini Albumは、みなさんへの感謝の気持ちだと思っていただければと思います」

深い余韻を残して、ステージの幕が降りました。

フィナーレのCHEN

「CHEN JAPAN TOUR 2023 - Polaris -」は終わったけれど、CHENが話したように、この記憶も、思い出しては慈しんでいくだろう。
素晴らしい思い出を胸にしつつ、これからもCHENと一緒に旅を続けていくだろう。
そんな、CHENとファンの過去・現在・未来が詰まった、豊かな公演となったのではないでしょうか。

CHEN プロフィール

CHEN

チェン●1992 年 9 月 21 日生まれ2012 年に韓国・中国でEXOのメンバーとしてデビューし、2015 年に「Love Me Right~romantic universe~」で日本デビュー。抜群の歌唱力を持つEXOのメインボーカルCHEN。また、派生ユニットであるEXO-CBXのメンバーとしても2016年韓国・2017年日本デビューを果たし、2019年にソロアーティストCHENとして韓国1st Mini Album『April, and a flower』をリリース。以降も韓国でソロミニアルバムやデジタルシングルをリリースし、ソロアーティストとして活動。今年7月にEXO 7th Album『EXIST』をリリースし、通算7枚目のミリオンセラーを記録。様々な韓国ドラマのOSTを歌い、広くその実力を認められたアーティストである。自身初、待望のJapan 1st Mini Album『ポラリス』を2023年8月にリリースし、日本ソロライブツアー「CHEN JAPAN TOUR 2023 - Polaris -」を5都市全8公演開催。

「CHEN JAPAN TOUR 2023 - Polaris -」

2023年8月19日(土) 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2023年9月1日(金) パシフィコ横浜 国立大ホール
2023年9月2日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール
2023年9月4日(月) オリックス劇場 
2023年9月5日(火) オリックス劇場
2023年9月8日(金) 倉敷市民会館
2023年9月16日(土) 北九州ソレイユホール
2023年9月17日(日) 北九州ソレイユホール

CHEN Japan 1st Mini Album『ポラリス』

▼CHEN Japan 1st Mini Album『ポラリス』音源配信サイト
https://chen-jp.lnk.to/Polaris

▼CHEN「Light Of My life」MV
https://youtu.be/lZePEh7RF5Y

▼CHEN「Light Of My life」MV Behind The Scenes
https://youtu.be/zeuag2dAHaI

▼CHEN Japan 1st Mini Album『ポラリス』JK Behind The Scenes
https://youtu.be/mKTXYoka-LE

▼CHEN Japan 1st Mini Album『ポラリス』特設サイト
https://exo-jp.net/chen/2023/

文/MORE編集部