「君と世界が終わる日に」Season5でW主演

(左)飯豊まりえ (右)玉城ティナ

(左)飯豊まりえ (右)玉城ティナ

本格ゾンビアクションと究極の人間ドラマを描いた超人気ドラマ・Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」。シリーズ完結編となるSeason5が独占配信中です。

我らがMOREレギュラーモデルで俳優の“まりえってぃ”こと飯豊まりえさんと、W主演を務めるモデル・俳優として大活躍中の玉城ティナさん。ふたりは高校からの同級生! インタビュー後編となる本記事では、10年来の親友として心地のよい関係を築いているふたりに迫りました。

「君と世界が終わる日に」Season5

©HJホールディングス

インタビュー後編

女の友情を長続きさせるコツは、異なる個性と包容力

ーー高校からの大親友だというおふたりですが、仲よくなったきっかけは覚えていますか?

ティナ

なんでしょう……、高1の時はもうお互いモデルデビューしていたけれど、まりえのほうがバリバリお仕事をこなしていた印象なんですが。

まりえ

お仕事を始めたのは私が先でしたが、ティナも『ViVi』で大人気で。みんながティナのヘアスタイルをまねしていました。ティナとは違うクラスだったのですが、入学式で話して意気投合しました。「一緒に登下校しようよ」といって、駅で待ち合わせしてね。

ティナ

高校の卒業式も一緒に行ったしね。

今、私たちは26歳ですが、10年以上も一緒にいるわけで、その間、友人関係が一度も途切れていないってすごいことなのかも。「週に1回は絶対会おう!」みたいな親密な関係というよりは、お互いにほどよい距離感をキープしながら、いつも見守っている感じ。人生の節目のひとつひとつを常に共有している感覚があります。

ーーおふたりが共有してきた節目には、どんなものがありましたか?

ティナ

最近ではまさに今回の「君と世界が終わる日に」が節目です。まりえがSeason1から参加している作品を見届けるつもりでいたら、私もSeason4から途中参加できて、今回Season5ではW主演までできたっていうのは、本当にご縁だと思います。

まりえ

ティナとの共演は本作が4回目ですが、共演作はどれも節目となる作品でした。最初に共演したのが映画『暗黒女子』(2017年)で私が主演でした。次が映画『惡の華』(2019年)でティナが主演。これまではどちらかの主演作に共演するかたちでしたが、今回はついにW主演が実現して、とても感慨深いです。

ティナ

人生の節目をこれからも一緒に過ごすんでしょうね。「今後は何があるかな」ってワクワクします。

なんか、一緒に会っていると、お互いチューニングされる感じがしない? 次に進むためのエネルギーを補い合うというか。

(左)飯豊まりえ (右)玉城ティナ

(左)飯豊まりえ (右)玉城ティナ

ーーよい関係性を築き続けるのはなかなか簡単なことではないと思いますが、友情がこんなに長く続いている理由は何でしょうか?

まりえ

私たち、悩みがちなポイントが違うんですよ。お仕事で求められることも違いますし、お互いにない部分があるからこそ、気軽に相談しやすい関係なのかもしれません。

ティナ

タイプが違うから、同じ役を競うことがないじゃん。だからずっと仲よくしていられるのかもね。

まりえ

同い年で、お仕事の話もプライベートの話もできる。本当に深いご縁がないと、ここまで垣根を取り払ったつきあい方はできないと思います。

ティナ

自然体でいられる人ってなかなかいないし、ましてや同世代の同業者となると本当に限られてきます。わりと人見知りなほうなので、まりえの存在が本当にありがたい。

まりえ

仕事上のつきあいではなく、学校の友達から関係がスタートしていることが大きいのかなと思います。お互いに好きなものを熟知していますし、お仕事以外のことも気兼ねなく話せるので、ティナと一緒にいる時は気が緩みますね。

ティナ

どちらかが主導権を握るとかではなく、お互いに独立した人間として対等に接している関係も心地がいい理由かも。

(左)飯豊まりえ (右)玉城ティナ

(左)飯豊まりえ (右)玉城ティナ

ーーお互い、なぜそんなにもひかれ合うのでしょうね?

ティナ

ぜんぜん違うタイプだからこそ、逆にウマが合うといいますか。話していて純粋におもしろいんですよ。まりえと話すと、なぜか生まれ変わったような気分になるんです。「明日からまた頑張ろう」って前向きな気持ちになれる。

まりえ

私もティナと話していて「あ、そういう考え方もあるんだね」と思う瞬間が度々あるので、毎回とても新鮮です。家族に話したら心配をかけてしまうかもしれない人間関係やお仕事の悩みも、ティナにはさらっと話せます。ティナに委ねて、見解や一種の答えを出してもらいたい、みたいな。

ティナ

それはとてもありがたい。それぞれの考え方は違いつつ、根っこの感覚は似ているのかな。

私は逆に、物事を受け止める時に、「まりえだったらどうするか?」を念頭に置いて考えたりしますね。
お互いに考え方が違うので、否定せずにとらえる時もありますし、同調する時もあります。

まりえ

私はどんなことがあってもティナの味方でいたいと思っています。包み隠さず話せる関係性って本当に貴重ですし、この安定感を大切にしていきたいです。

W主演を通して見えた、“みんなにとっての正義”の難しさ

ーー佳奈恵の視点と、明日葉の視点、それぞれから見て、お互いにどのようなキャラクターだと感じましたか?

Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5で新山 明日葉役を演じる玉城ティナ

©HJホールディングス

まりえ

明日葉は女性としての夢を我慢してあきらめてでも、奉仕の気持ちをもってみんなを守り抜こうとする覚悟が本当にすごいなと思いました。

佳奈恵としては、そんな強い明日葉をこちら側へ導こうとしても、その先が断崖絶壁かもしれない。これ以上彼女にかけられる言葉はなくて、「むしろ離れたほうがお互いのためかもしれない」と、明日葉とは違う方向から、違う方法で、人々を守るのが佳奈恵らしいのかなと思いましたね。

ティナ

明日葉と佳奈恵の生き方はまったく違いますし、何が正解かなんて答えはありません。でも、数々の修羅場をくぐり抜けてきて、いろいろなものを見て感じてきた佳奈恵だからこそ、クライマックスに向けて彼女が見せる行動や複雑な感情表現には、本当に説得力を感じました。

ーー本作の見どころのひとつは、自らの正義を求めて葛藤する明日葉と佳奈恵の表情でしょうか?

Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Seazon5で柊木 佳奈恵役を演じる飯豊まりえ

©HJホールディングス

まりえ

佳奈恵の最終選択はぜひみなさんに見届けていただきたいです。毎回「生きろ!」と言われ続けてきて、「まだ生き続けなきゃいけないのか……」という彼女の苦しみに思いを馳せながら演じました。

佳奈恵は、信頼できる仲間と一緒に、本当に安心して暮らせそうなユートピアを求めてタワーにたどり着いたはずなのに、結局その理想郷も凄惨な争いの場になってしまいます。人間によるどうしようもない負の連鎖を目の当たりにすると、「誰かと手を取り合って生きていくのは、本当に難しい」と感じるのではないでしょうか。

ティナ

私も、明日葉の最終選択を最後まで信じるしかなかったです。たったひとりで決断を下すにはどう考えても人生経験も時間も足りないし、何が正解なのかまったくわからない中で、彼女が自分なりに必死で考えて導き出した答えをとにかく最後まで信じ抜くしかありませんでした。加州(溝端淳平さん)との関係を含めて、苦境に立たされ続ける明日葉をぜひ最後まで見守っていただければと思います。

まりえ

明日葉も佳奈恵も本当に苦しいよね。

ティナ

第1話と比べ、ふたりとも次元の異なる表情で最終話を迎えることになります。第3話くらいまではまだ「“女性として”この終末世界をどう生きていくか」という迷いがある。でも、クライマックスに近づくにつれ、悩み抜いた末に決めた覚悟が表情ににじみ出ている。明日葉たちが今後どのように生き残っていくのか誰もわかりませんが、観る人の想像をかき立てられるようなラストになっていると思います。
「みんなで幸せになる」という結末を目指すのがこんなにも難しいことなのかと、あらためて考えさせられる作品です。

場面写真

©HJホールディングス

場面写真

©HJホールディングス

難しい大作に取り組んだおふたりですが、取材時は終始うちとけたムード。
「今回のインタビューをきっかけに、私たちふたりの関係性をもっと多くの方に知っていただくことで、“仲よしどうしが出ているのか!”と、この作品を観ていただくきっかけになればうれしいです!」と言って、率直にインタビューに応じてくれました。
ふたりの大きな節目となったHuluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5を、絶対にお見逃しなく!

▼インタビュー前半はこちら!
【玉城ティナ&飯豊まりえ】「人類最大の課題は“人間関係”」!
https://more.hpplus.jp/entame/people/107206/

プロフィール

モデル・俳優
玉城ティナ

たましろ・てぃな●1997年10月8日生まれ。沖縄県出身。2012年、講談社主催のオーディションで初代グランプリに輝き、14歳で『ViVi』(講談社)の最年少専属モデルに。14年に女優デビュー。人気モデルとしてトレンドを牽引するかたわら、『惡の華』、『Dinerダイナー』、『窓辺にて』、など数々の映画・ドラマ・広告に出演。2022年、アクターズ・ショート・フィルム2『物語』 で監督・脚本を担当。2023年は映画『恋のいばら』、『#ミトヤマネ』に主演するなど、活動の幅を広げている。

モデル・俳優
飯豊まりえ

いいとよ・まりえ●1998年1月5日生まれ、千葉県出身。2009年に雑誌『ニコ☆プチ』でデビュー以降、『MORE』のほかさまざまな雑誌に出演する人気モデルに。俳優としても活動し、映画初主演『暗黒女子』、2023年公開の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』、ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』、『岸辺露伴は動かない』シリーズなど出演作多数。ドラマ『何曜日に生まれたの』では、ゴールデン・プライム帯での初主演を務めた。

Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5

Huluにて独占配信 中!
毎週1話ずつ更新・全5話

キャスト/玉城ティナ、飯豊まりえ
前田公輝、柿澤勇人、溝端淳平

【Hulu(フールー)】「君と世界が終わる日に」公式サイト

撮影/齊藤晴香 ヘア&メイク/今井貴子(ティナ分) AYA(TRIVAL/まりえ分) スタイリスト/鈴木麻由(ティナ分) 髙山エリ(まりえ分) 取材・文/沖島麻美

【ティナ】トップス/PRANK PROJECT スカート/IRENE 【まりえ】ワンピース¥36300・パンツ¥47300/ともにCONN ほか/スタイリスト私物

エディター&ライター
オキシマガジン(沖島 麻美)

編集&ライター歴18年目の姉MORE世代。宝島社『InRed』『GLOW』→ハースト婦人画報社『ELLEgirl』を経て独立。ベテランプロ目線で厳選した人気の上質プチプラアイテムやお役立ち情報を続々お届けしています♡