大人になってきて、生理の症状が変わってきた……なんて女子、意外と多いもの! でも、今さら人には聞けないですよね。そこで、みんなが気になる生理の疑問に専門家がお答え。毎月やってくるどんより不安な気持ちをオールクリアに!

生理の量やPMSは大丈夫!? 「生理のモの画像_1
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【教えてくれたのは……『アヴェニューウィメンズクリニック』院長福山千代子先生】 生理痛や生理不順、PMSなど、女性特有のお悩みや産婦人科の専門医。ピルやサプリの処方にも積極的に取り組み、女性がよりイキイキと生活できるようサポート

Q ドロッとした血の塊が出たり、逆に極端に量が少ないのは異常?

A 多少ドロッとしているのは当たり前。量が少ない時は「無排卵月経」の可能性も

生理とは、受精卵を迎えるために厚くなった子宮内膜の一部が、その月は妊娠しなかったためにはがれ落ちること。ゆえにレバーの塊のような経血が少々出ても特に心配なし。もしも量が極端に少ない月があれば、排卵せずに出血している可能性も。ストレスも主な原因なので、それから解放されると次の月は普通の量だった……という場合もあるけれど、頻繁に起こるようなら病院へ。特に妊活中の人は敏感になって。

Q PMSって何? 生理痛とは違うの?

A PMSとは「月経前症候群」のこと。生理痛とは別ものです!

生理の約2 週間前に排卵すると、女性ホルモンのバランスは大きく変化。幸せな気分を司る脳内の「セロトニン」が低下して、落ち込んだりイライラするPMSの状態に。体の痛みとして現れる生理痛とは違い、メンタル面への影響も大きい。ツライ気持ちになった時「今はPMSだから」と自覚するだけで楽になることもあるので正しい理解を。

痛みも、イライラも、肌荒れも、「しかたない……」と諦めないで。27歳、今が『生理』の見直しどき!

MORE2016年10月号では、今さら人に聞けない生理の悩みや、つらいブルーデイを乗り切る方法など、女子が本当に知りたい「生理」のことを大特集。“今の自分の生理”をきちんと見つめ直して、体調や気分に左右されない、素敵女子を目指しましょ♪

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MORE2016年10月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 取材・原文/小川由紀子 撮影/中澤真央 イラスト/いいあい