父娘の“泣ける”感動作! 映画『パパが遺した物語』

父娘の“泣ける”感動作! 映画『パパが遺した物語』_1
失恋や大切な人との別れを経験すると、この悲しみを乗り越えることなんてできっこない……と思うものですが、“時間が解決してくれる”と言うように、時が経つとともに悲しみはうすれていき、やがて記憶のどこかにしまわれます。だから未来に向かって歩くことができる。でも、悲しみがあまりにも大きすぎると、その出来事がトラウマとなり、これ以上の悲しみを受けつけないように、自分の感情の入口をシャットアウトしてしまうこともあります。映画『パパが遺した物語』のヒロインのように──。

過去のトラウマによって、人を深く愛することが恐くなってしまったケイティ(アマンダ・セイフライド)。「愛する人をもう二度と失いたくない」という恐怖から、あえて人との距離を置き、自暴自棄な生活を送っていました。そんなある日、彼女の父親の小説のファンだという青年が現れます。彼との出会いによって、小説家だった父ジェイク(ラッセル・クロウ)との大切な想い出がよみがえり、どれだけ愛されていたのかを思い出すことで、一歩前に進む──父と娘のかけがえのない愛を描いた“泣ける”感動作です。

この映画を監督したのはガブリエレ・ムッチーノ。ウィル・スミス主演の『幸せのちから』を撮った監督で、どんな困難にぶつかっても息子を守り抜こうとする父親を描き、日本でも大ヒットしました。その映画で泣いた人は、きっとこの『パパが遺した物語』も気に入るはず。そして、映画を観た誰もが、自分自身はどんなふうに愛されてきたのか、自分はいま大切な人をちゃんと愛しているのか、かけがえのない人について考える、心が満たされる映画です。

(文/新谷里映)

●10/3〜新宿ピカデリーほか

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