【今月のキーワード】春は心地よい歌声がパートナー

ONE OK ROCKのTAKAやRADWIMPSの野田洋次郎らが、こぞって惚れ込んだシンガーソングライターAimer(エメ)。ベルベットのような、唯一無二の歌声の持ち主。昨年は、音楽配信サービス・Spotifyの海外で最も再生された国内アーティストで、女性ソロアーティスト1位を記録するなど、国内外にファンの輪を広げている。そんな彼女が、前作から約2年半ぶりに、オリジナルアルバム『Sun Dance』と『Penny Rain』を同時リリース。太陽をテーマにした『Sun Dance』は、この季節にぴったりの一枚。淡い恋を歌った『コイワズライ』や、父と子の想い出をつづった『思い出は奇麗で』など、ハートウォーミングな楽曲ばかり。なかでも、旅立ちを描いた『花びらたちのマーチ』は、この季節だからこそ聴きたい一曲。せつなくも光を感じる歌詞×彼女の歌声が、出会いと別れでどこかせわしなくなる心にそっと優しく寄り添ってくれる。
【イチ押しミュージック1】Aimer『Sun Dance』

【イチ押しミュージック 2】Yogee New Waves『BLUEHARLEM』

Samuel、back number、Suchmos【おすすめミュージックはこの3つ☆】

昨年、日本デビューを果たした、次世代K-POP界を担う、17歳のSamuel(サムエル)。王子様のような甘いルックス×クールなダンスナンバーというギャップにハートを射抜かれる。●発売中 通常盤¥1204(ポニーキャニオン)

約3年ぶりとなる6枚目のアルバムが完成。数多くの映画やドラマの主題歌に起用された楽曲を含む全12曲。せつなくて、どこか愛おしい恋愛ソングが、恋する想いをわき上がらせる。●発売中 通常盤¥3000(ユニバーサル シグマ)

昨年末に『紅白歌合戦』に出場を果たした6人組バンドの今のムードが詰まった今作。『WATER』、『You Blue I』、『BUBBLE』は必聴。やわらかな風が吹いたような楽曲に癒される。●発売中 初回生産限定盤(CD+DVD)¥3500(F.C.L.S.)