【前編】念願の京セラドーム大阪直前! 独占インタビュー

先月、全国アリーナツアー『2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR ‘BEYOND THE DARK’』で6都市計13公演のツアーを完走したばかりのJO1。彼らは、休む間もなくジャカルタ、バンコク、台北、上海の4か国4都市を巡るアジアツアー『2023 JO1 1ST ASIAN TOUR ʻBEYOND THE DARKʼ LIMITED EDITION』を開催中。

今年8月からライブツアーを走り続けている彼らを待っているのは、結成当初からの憧れの地・京セラドーム大阪での2DAYS! 『2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR ʻBEYOND THE DARK:RISE in KYOCERA DOME OSAKAʻ』と題された夢の大舞台を前に、気合十分のJO1へインタビュー。
今回は佐藤景瑚さん、豆原一成さんをお迎えし、声出しOKになったライブの感想や京セラドーム大阪への意気込みを聞きました!

(左)豆原一成 (右)佐藤景瑚

(左)豆原一成 (右)佐藤景瑚

JO1プロフィール

サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」を経て " 国民プロデューサー " の投票により選ばれた 11 人によるグローバルボーイズグループ。昨年末には「第73回NHK紅白歌合戦」に初出場するなど、大活躍中!

JO1の佐藤・豆原が“ボケなし”で語る、ツアーへの意気込み

(左)豆原一成 (右)佐藤景瑚

次々湧き出る、演出アイデア

――現在、アジアツアー中のJO1ですが、単独アリーナツアー『2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR 'BEYOND THE DARK'』をやってみての感想をお願いします。

豆原:やっぱり、これまでとは違って、お客さんが声を出せるので、すごく楽しいですよね。

佐藤:デビューからずっと続いていたいろいろな“制約”がなくなったので、やれることが無限大に増えたという感じ。何より、ステージから降りて、お客さんの近くに行けたのは、すごく楽しかったですね。

――JAM(JO1のファンの呼称)の皆さんの反応はいかがでしたか。 

佐藤:そりゃもう、最高です! マスクを付けなくてもよくなったので、歓声や表情が見やすくなって、僕たちをやる気にさせてくれます。すごくテンションが上がります!

豆原:『RadioVision』(アルバム『EQUINOX』に収録)っていう曲があるんですけど、その曲には、JAMの掛け声があるんです。「こんなふうに歌ってね」という動画も作ったんですけど、実は僕、レコーディングとかで僕らだけで歌っている時はずっと、「なんか少し足りないなぁ」と思っていたんです。でも、ライブでJAMと一緒に歌ったら、「こういうことだったんだ!」とすごく納得がいきました。足りないピースが埋まるような感覚。JAMがいっぱい声を出してくれるから、すごく盛り上がるんです。その掛け声を聞くのを毎回楽しみにしています。

佐藤豆原:(ハイテンションで)♪Oh-ah~!

佐藤:掛け声がある曲はいくつかあるけど、『RadioVision』は掛け声があって曲が完成する感じだよね!

豆原:うん、大好き!

佐藤:今回のツアーでは、JAMとの触れ合いを増やしたんです。掛け声のある曲を多めに入れたり、客席に大きなバルーンを飛ばしたり、ステージから降りてJAMの近くまで行ったり。あと、「JO1に聞きたいことある人~」みたいな感じで、僕らからJAMに直接質問するコーナーもあるんですけど、そこはやっぱり盛り上がりますね。僕たちも、やっぱり楽しい。

豆原:「企画を出してよかった!」と思う瞬間だよね。「ステージを降りて歌う」という提案をしたのは僕ら。『Touch!』を歌っている時限定で(スマートフォンでの)撮影をOKにしたんです。もともとは別の曲で予定されていたんですが、もっとJAMに触れ合いたいよねってことで、そういう意味合いのある『Touch!』に変更しました。

佐藤:ドーム公演では、会場やステージが広い分、演出も新しく考え直しているけど、やっぱりJAMのなるべく近くにいけるようにしたいよね。

(左)豆原一成 (右)佐藤景瑚

“誰がボケるか”で向上したトークスキル。“ツッコミゼロ”をどう解決?

――JAMのみなさんとの触れ合いで、MCやトークスキルも上達したのではないでしょうか。

佐藤:どうですかね……(豆原さんの顔を見つめながら)どう思う?

豆原:うーん……。たとえば、MCで一発ギャグをやったとしても、去年のライブだと、すべってることが多かったと思います。しゃべりも、すべりが“込み”というか。

佐藤:すべり“込み”のトーク(笑)。

豆原:(コロナの関係で)お客さんも声を出せないし、笑いたいけど笑えなかったから、場の空気がつかめなくて「すべってる」みたいなことが多かったのかな。まぁ実際、ただ「すべってる」時もあるんですけど(笑)。今回のツアーでは、お客さんの反応もダイレクトに伝わるので、メンバー間の「ボケ」と「ツッコミ」をいろいろ拾えるようになってきて「やりやすいな」と感じています。

佐藤:……なぜか、みんなボケたがるんですよね。

豆原:11人全員ボケになりたがるから、ツッコミがいなくて、「なんじゃ、この空間!」となることが多いんですよね。(事務所合同ライブの)『LAPOSTA 2023』の時は、本当にヤバかったです。JO1だけが、ボンボン、ボケばっかり言ってたんで(笑)。

――「ボケ」の千本ノックですね(笑)。

佐藤:そのくせ、誰も拾わないという(笑)。合同ライブの初日のMCも、ほぼ僕らしかしゃべっていなくて。終演後、もっと話を振ったりしよう、と反省しました。僕らとしては、先輩だからリードしなきゃとは思っていたんだけど、結果、空回りして、ただボケ倒しただけだった(笑)。

豆原:猛省したので、二日目は後輩にめっちゃ振りました。

佐藤:でも、(後輩は)僕らから話を振られるのが、すごく嫌かもしれない。どうしても、大喜利っぽくなっちゃうから。

豆原:確かに。僕らが後輩に「みんな、ほかに何かない?」と振ったとして、返ってきた内容が普通だったら、「それ、おもろないわー」って言っちゃうから(笑)。圧がね(笑)。

佐藤:メンバー同士でもそうだもん。ちょっと「おもろいことやらなきゃ」っていうプレッシャーは常に感じていて……。後輩に、同じような思いをさせてないといいですけど。

豆原:そういえば、後輩から話を振られることは、ほとんどないね。

佐藤:そりゃ振れないでしょ。先輩には言いにくいよ(笑)。

豆原:でもさ、ボケだから。 

佐藤:言い方!(笑) 

(左)豆原一成 (右)佐藤景瑚

↓インタビュー後編はこちら↓

【後編】JO1佐藤景瑚&豆原一成のライブ必勝作戦会議「JAMの前では“カッコいい男”でありたい」 | MORE

JO1初のドーム公演の詳細はこちら

『2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR ʻBEYOND THE DARK:RISE in KYOCERA DOME OSAKAʻ』
【大阪:京セラドーム大阪】
2023年11月24日(金)開場 16:00 開演 18:00
2023年11月25日(土)開場 11:00 開演 13:00

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取材・文/中川 薫 撮影/齊藤晴香