【ダンスカンパニーDAZZLE】建物一棟で繰り広げられる体験型舞台作品『Touch the Dark』観劇
本日初日を迎えたダンスカンパニーDAZZLEによる舞台
Touch the Dark
公開ゲネプロを観に行かせていただきました!
会場はチケット購入者にのみ知らされる、都内の建物一棟。 その中にある様々な場所を巡りながら、パフォーマンスを目撃したり、あちらこちらに散らばる物語のヒントを探したり…五感の刺激を受けつつ”体験”していくこの公演形式は、【イマーシブシアター】と呼ばれる、日本ではまだ馴染みのないもの。 振付・演出を手掛ける長谷川達也さんは、ニューヨークで初めてこの公演形式を体験した際に、「同じ環境を与えてくれたらDAZZLEの方がもっと面白くできる!」と思われたのだそうです。
そんな強い情熱を持って創られた今回の作品。 空間、そして時間さえも緻密に操られた、奇妙で美しい世界、物語が繰り広げられます。 ダンスシーンは細かいものを含めると20シーンほどあるそうで、このうちどれを、どれだけ目撃できるかは、観客の私たち次第。
《STORY》 ※特設サイトより その病院は、 おかしなところが何もなかった。 入っていった者より、 出て来た者の数が少ない? 病院は人生の終着駅になることもある。 患者の死に抗う、誠実な院長がいた。 あらゆる治療を施し、 命を守るためには手段を選ばなかった。 必ず助ける。 仮に肉体が温もりを失ったとしても、 彼は決してあきらめなかった。 まだ、救う方法があるはずだ。 彼女が目を覚ますための、方法が。 このように、この病院には、 おかしなところは何もない。 さあ、安心して、ご来院を。
振付や構成はもちろん、音楽、照明、舞台美術を含め、全ての演出に緻密に計算された美しさがあるのがDAZZLEさんの大きな魅力だと思うのですが、その魅力がこれまでになく発揮されているのが今回の作品。 ■林ゆうきさんによるオリジナル楽曲 ■細部まで作り込まれた美術と小道具 ■繊細かつ独創的なダンスシーン どれもがその時間、空間に合わせ、巧みに融合されています。 ただし残念なことに、一回ではとても観きれないのです。 幸運なのは、10日間で全31回ものチャンスがあるということ。 もしかすると昼と夜、時間帯が変わるだけでも違う景色が見えるかもしれません。
DAZZLEメンバーだけでなく、客演キャストも多数の今回の作品。 日替わりメンバーもいらっしゃるようなので、ダンスシーンだけでなく、ダンサーをコンプリートするためにも複数回ご覧になることをお薦めします! 生でしか感じられないダンスの魅力、映像では決して再現しえない世界、ぜひ味わってみてください。 -------------------------
「Touch the Dark」 ◾︎日程:2017年8月25日(金)~9月3日(日) ◾︎会場:非公開 ※東京都渋谷区の会場 ※チケット購入後に正確な住所を添付 ◾︎出演 DAZZLE 客演メンバー 青木仁美 阿部昌 新井菜央 池上明杜 岩下朱里 小川原紅奈 加藤花奈 香取康志 河合国広 川上俊映 佐藤航 澤村佳子 鈴木麻衣子 林智也 星野梓 増田美咲 村尾太陽 村松久瑠美 吉澤光雄 吉浜あずさ (五十音順) ◾︎チケット:一般 5,000円 / プレミアム 8,000円 平日昼公演は一般 3,500円 / プレミアム 6,500円 ◾︎主催:株式会社DAZZLE ◾︎協力:株式会社SMAG 株式会社電通
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